走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

嵐の後の順風満帆 2日目

2021年03月08日 | 仕事
怒涛の1日目から始まった第3回日本APNシンポジウム。2日目も1日目の二の舞になるかどうか、ドキドキの始まりでした。100名の参加が超えるかどうか気が気でなりませんでした。それが問題なく100名越えした時の喜びと言ったら、、、、先日のストレスだらけの日とは大違い。嵐のあとに追風を受けてヨットがスムーズに航海を続けているような気分でした。

私の出番は真ん中。物静かなお二人に挟まれる形。それも声はデカいは機関銃のように早口で捲し立てるわ。録画ビデオを見て自分でも笑えるほどだった。

今回はできるだけ管理者よりの話をして欲しい、との依頼。まあ、私はこの管理者と言う言葉自体が好きではないんですが。

日本の方へ伝えたいメッセージが山のようにあって40分にギューっと詰め込んで。打ちのめされた方ごめんなさい。耳に痛い話をしたかもしれません。でもね意識して欲しいのです。修士号を持っている使命を。それは学士と修士の違いを認識する事であり、修士だからこそ出来ることに専念してもらいたいからです。そうしないと日本のAPN、認定、特定、看護師の団子状態は変わっていかないと思うのです。

そして修士ならではの発信を。そのような積み重ねがそれぞれの足を踏み合う事なく、協働していく日に繋がるんですよ。

それと言い忘れたのですが(誰かが質問もしくは意見してくれると思っていた)、耳に痛い事を言ったのは、貴方を責めるためではなく、多くのAPNが役割開発で難儀をしているのなら、それは個人のせいではなく、システムに欠陥があるからなのです。だから教育システムを変えていかなければならないのです。修士には壮大な使命があり、それを成し遂げる思考力を育てる教育機関でないのなら、そこからはAPNは生まれません。誰かが声を出さなければシステムは変わりません。外にいるから見える、言えるという立場を利用しました。同じ目的で私はICN学会へ行く、と前回のシンポジウムの後に決意したのです。是非皆さんもこの火種が消えてしまわないように議論を続けて輪を広げていってください。

あんなに喋っておいてまだまだ伝えたい事がある私。パネルディスカッションが残っていますから、まだチャンスはあるので楽しみにしていてくださいね。次は大砲を準備しておきます、ひひひー。

冒頭写真: 以前は日本とバンクバータイムを示すアナログ時計を持っていましたが、壊れてしまい、こんな感じで両方の時間を理解していました。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (安のり)
2021-03-09 05:56:03
どんな大砲かな。
楽しみ!
返信する
Unknown (missy0806)
2021-03-09 06:28:57
安のりさん

参加してくださったのですか?
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。