断れない自分が嫌い。お人よしというか?個人の特徴なのか国民性なのか?!
先週ゴリ押しで病院から新患者を頼まれてYesと言ってしまった。きな臭さがあったけれど。これがとんでもない間違いだった。超有名な問題患者。退院後は毎日のように電話がかかってきます。同僚の医師に「なんで断らなかったの?!」と不思議そうな顔をされた。
建物の二階にあるクリニック。帰る頃にエレベーターが壊れてしまい、階段を利用しなければならない。外回り用のカバンは二つともとても重い。スーツケース型で引っ張っている。しかし階段は無理。膝を怪我していて自身の体重を支えるのもやっとなのに、カバンを2個抱えて降りた(一つずつにすると誰かが盗んでしまうような場所だったので)。私の様子を見て駆けつけてきてくれた人もいた。手伝うよ!って声をかけられて、それでもうんと言えない。無理をしたおかげで歩けないほどに膝に激痛が!助けを呼ぶこと= 他人に迷惑をかける、と思う自分がいる。
勇気を持ってNoと言った時には、すごーく嫌な顔をされる。それは私の仕事ではないし、生き死にの状態ではないからヘルスアクト(医療従事者の法律)は稼働しない状況で、私の判断は間違いないのに、嫌味たっぷりに文句を言われると(ほらやっぱりYesと言って場所を丸く収めた方が簡単)と心の中で思ってしまう。
あーやだやだ。
自己主張が強い国だから、思ったことを口にする人がほとんど。それを他人がどう思うか?
は二の次。話半分ぐらいで聞いていれば良いのに、それもできない自分。一体なんなんだ。
と痛む膝にアイスを当てながら考えるのである。もっと図太くならなければ。