昨夜は勉強会でした。夕食付きとはいえ、仕事あと3時間の長丁場。疲れた。 妊娠中と妊娠後の薬物依存治療についてです。
ガイドラインが変わり、周産期医療(産科病棟やNICU)のガイドラインやプロトコールが変わり、その説明会でした。
名称の変更の例えば医師の勧めに反して退院する事をAgainst Medical Advice (通称AMA)と言われていたものが、patient Choice in dischargeと呼び方が変わりました。ようは
高飛車だった医療の形を是正して患者中心に移行しているわけです。
しかし数人の医師が猛反対で反対意見を出しています。そんな事で赤ん坊を守れるのか?
と。確かに赤ん坊を守るのも私たちの仕事です。でも正義を振りかざすように振舞えば患者を傷つけることになります。親子を引き離すことだけが私たちの仕事ではないのです。
ソーシャルワーカーが説明しても余計に怒り出すだけで一時はどうなることかと思いました。
会の終わりに発表者の一人のNPがとても良い説明をしていました。その時にはその反対派の方は退出していて、届かなかったのですが、内容は素晴らしかった。
トラウマインフォームドプラクティスに精通していて、エビデンスを関連つけて話していましたから。感覚で反対していた人とは大きく違うな、と思いました。そしてどこにでも変化を恐れる人間がいる事を改めて感じた夜でした。