
Twitterに珍しく複数コメントをだしたので、それをここで繋げて出します。
元になったのは、これを見つけたからです。

私は疑問を持ちました。看護協会がしている認定制度と異なるものを作る理由は?
その回答の中で頂いた返答の中にあった、こちらの提言書を読みました。
そして以下の私の返答です。
貴重な情報をありがとうございました。背景も理解できました。日本のICU病床の数がOECD平均より低いこと、ICU稼働率や数を把握できるシステムがなかったこと、認定(専門看護師も含む)を持っている看護師の数が病床数に対して少ないことなど、驚きの発見でした。
臨床での教育には限界があり、エキスパートな看護を学ぶためには統一化された座学と実習が重要だと思っています。しかし残念に思うのは既存のシステムを改善するより、新たなものを作ってしまった動きです。日本のNP導入や麻酔専門看護師育成に似ているように思えます。
看護協会のものとは別物を作らなければならない本当の理由は看護協会のものに現実性や将来性がないからでしょうか?もしくは改革に時間がかかる?どれが理由にせよ、日本の看護のパワーのなさを感じます。
米国もカナダもエキスパート教育や認定制度は看護師会によって行われています。EBPにより内容は常に改正され、実践的なものです。免許も質の保証も教育も看護のことは看護師で行う。全てにおいて自律しています。
先程あげたNP構想も麻酔科看護師も専門分野の認定も、医師に先導されなければ成し遂げられない、と私の目には映ります。ため息が出てしまいます。どうしたら日本の看護師をエンパワーメントできるのか?私にとってこの5年間、これからの5年間の命題です。
PS
この文書のように論理的に数字を使って提言できる看護師を多く作れるシステムになってほしいと思うのは高望みですか?
認定看護師や看護協会や日本の看護教育については過去にもブログで書いています。検索欄にキーワードを入れて読んでくださいませ。
冒頭写真: とても忙しい毎日で完全にバテています。珍しく超過勤務も。昨日は好きなレストランへ行って好きなものを食べて、帰宅後はエクササイズ、好きな泡風呂にゆっくり浸かって、嫌なことは忘れる!に徹底しました。本日は仕事後は直行でビーチピクニック。心の洗濯をしています。