走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

居場所を見つける

2022年06月12日 | 仕事
学年末となる6月は発表会のラッシュ。特に今週は月曜日は
卒業 - 走るナースプラクティショナー   ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

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昨日は長女のコンボケーションconvocation.ConはTogether。VocationはCalling,occupation,professionの意味。大学以上の卒業式をこう呼びます。彼女は学部は違いますが私と...

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のチャンセンターで音楽専攻のコンサート。夜の7時半から11時と言う超長丁場のコンサート。合唱、オーケストラ、コンサートバンド。そして各部門を結集しての楽曲と内容盛りだくさんだったから。しかしその長さを感じさせない、クオリティーの高いコンサートでした。UBCはバンクーバーの端っこに位置しています。娘の学校からは高速を使って1時間の場所。何故そんなところでわざわざ、と思う人も多い。しかしチャンセンターのアコースティックは素晴らしく、多くの音楽家が絶賛するコンサートホールの一つ。高校生ですが総合評価は大学並みのレベルを演奏する生徒たち。場所に恥じない演奏でした。

こちらは合唱。バイオリンとチェロリストの間で両肩を出しているのが娘。





こちらはコンサートバンド。トロンボーンを演奏している娘。







こちらはオーケストラ、コンサートバンド、合唱(上段)セクション合同の楽曲。





娘はバイオリン2のリードで右側手前に座っています。曲名はA Million Suns at Midnight.
630人ぐらいのスケールでやるべき楽曲。多くの生徒が合唱やオケやバンドを兼任しているので合唱者の数が足りない。よって卒業生や教師たちにも声をかけてなんとか300人を確保。娘もバイオリンを弾きながら合唱のアルトを歌っていたとか。シンガーの中には校長先生の姿も。鳥肌が立ち心が震える演奏でした。ビデオ撮影は禁止だったので撮ることはできませんでしたが、インスタで学校が撮影したものが出ています。学校側の認証なしにはみることができませんが興味のある人はlangleyfinearts で検索し、認証リクエストでみてください。

で、最後に12年生(日本の高校3年生)がスピーチをしていて、これまた涙をそそる言葉。その中に find the place I belong と言っていたのが印象的でした。自分の居場所を見つけることが子供の成長にどれだけポジティブな影響を与えるか、と改めて確信しました。生徒たちの生き生きした顔。お互いを励まし合い、支え合い、pushing the limit できるって凄いと思います。

で、残りの週は水曜日、木曜日は劇場リハーサル。金曜日と土曜日はダンススクールの公演。これまた車で片道45分の場所。あと、もう一息。ふー

おまけ。本当は着物を着ていく予定だった。天気予報は雨。面倒だと思い洋服を着て行ったら晴れ。ああああ。


チャンセンター横のローズガーデンにて



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