自分で書いてドキドキしているという、「ゴールデンエイジには限りがある」という言葉。
新4年生に対しても同じで、やはり色々な事にチャレンジさせなければならないと感じました。
その中でも「やはり」と思うのは「戦術あってのサッカー」という私の考え。
基本が大事というのはわかるのですが、そもそも基本とは何か?という所から考え直したいものです。
自分自身が止まっている状況でのボールコントロール。止まっているボールのキックコントロール。
今まで当たり前とされてきたロングキックの「基本」の在り方だと思います。
試合においてボールが止まっている状態というのはフリーキック、コーナーキック、ゴールキック、ペナルティキック。
この為に練習をしているのであればそれは「基本」と言ってもおかしくはないです。
試合においてはその状態はほぼない。であれば、普段のキック練習のほとんどは動いた状態で行うべき。
戦術ありきでサッカーが行われている以上、戦術ありきでトレーニングをしなければならないと感じています。そして、それが「基本」であるべき。
今日のチャレンジアンドカバー、昨日の3対2の受け方を教えた後の選手の肩は上がっていました。戦術を遂行する為には運動量を増やさなければならないし、無理な体勢でも受け方の「基本」を守る為に踏んばらなければならない。それが「基本」だと確信しました。
何の為にボールコントロールをするのか、何の為にそのスペースに行かなければならないのか。
全ての意味が分かってくれば、辛くても走ることが出来ると思います。
「私の戦術を理解できない選手は必要ない」と言うくらいの監督がいますし、私にとってそれは間違いではないと思っています。