小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

トップチームと育成年代が別か、一貫かの違い

2014-07-25 18:23:59 | 独り言
フランスの育成とは・・・の本を読んで考えさせられるのは、日本のサッカーにも「このスタイルでいく」という明確な目標がほしいなぁ。


以前どこかで読んだ本で、ドイツは90年以降、優勝から遠ざかっていて、それも統一後であり、色々な方面でマズイという議論の下、育成計画が始まった。


そして、10年計画で標準は2014のワールドカップ。


ワールドカップは各国の「育成の結果」をはかる場である。という言葉通り、着々とジュニアユース、ユース年代で優勝してきた代がトップチームにあがり、今回のワールドカップ優勝。


その本を読んだ時からドイツだと思ってましたし、もしこれでブラジルやアルゼンチンが個人技で圧倒して優勝したら、やはり育ってきた環境のせいもしくは才能か、と諦めるしかなかったでしょう。


そうなると日本サッカーの育成現場とサッカーをする時間から考えれば、日本代表のワールドカップ優勝は夢にも見れない。


2002年の時、高校生だった私は、当時ブラジルが好きで好きで堪らなかった。その後ブラジル留学。


そして高校の嫌いな監督がドイツ好きだったので、大嫌いになった。何もかも固いんだよって思ってた。


でも今は育成の立場から、今回のドイツ優勝を願っていた(笑)


その計画の下、ジュニアユース、ユース年代で結果を出してきた中でのワールドカップ。


うーん、とりあえずフランスの育成現場に行ってみたいなぁ。

初級は外崎、黒澤体制に

2014-07-17 09:55:45 | 活動内容 2010.2~2015.11
初級クラスに久しぶりに入りました。


皆、例年より理解力が高いと感じます。でも言い過ぎないようにしないと選手を潰してしまうので、気を付けます。このクラスはその経験が多いので、コーチングに入る前に振り返って現場に入ります。


キックフォームの指導が正直一番好きです。


蹴れない子。蹴らせる自信あります(笑)


「蹴る」ではなく、「当てる」という表現を使うようにしています。


キックは強い力ではなく、自分が本来持っている力を上手く使うことが大事。


私のキックフォーム指導を根気のある子が1時間受けたら、その日のうちによくなっていると感じています。


やる気ではなく、根気。教わっている事はつまらないし、ある程度蹴れたら後は頭にいれない傾向が子供にはありますから(笑)


足の振り、腕の振り、軸足、トラップの方法、ルックアップ、当てる場所。


足の振りと腕の振りに関してはテイクバックとフォロースルーの2種類があります。


この要素を1つ出来てる子や3つ出来ている子、全く出来ていない子など様々なので、その子にあった指導が入ります。


ここで上手くボールを蹴れると、サッカーが楽しくなりますね。

実践形式にこだわる訳

2014-07-17 09:36:53 | 活動内容 2010.2~2015.11
高く蹴って、移動して、また高く蹴って、移動して・・20回以上出来ればかなり良いリフティング力。


コーンドリブルや一人リフティングで育ってきた私は、自主練習の大事さを知っています。


ただそれ以上に必要なのは「対人トレーニング」であり「グループトレーニング」だ。


いくらドリブルやキックが上手くても、試合において「使うタイミング」を知らなければ「サッカーが上手い」とは言えない。


それは「ドリブルが上手い」とか「キックが上手い」という評価。決して「サッカーが上手い」という表現は使ってはいけないと考えています。


実践においての「キックコントロール」は必ず「ボールが動いている」「体が動いている」状態です。


・高く蹴る=ボールの力が強い→実践に近い
・移動して=体のバランスを取る→実践に近い


落とさないリフティングは強く蹴らない、体のバランスをそこまで取る必要はない。


試合において選手に向かってくるボールは必ず強く、向かってくる相手の力は強い。


同じリフティングでも全く価値は変わってきます。「20回以上出来ればかなり良い・・」という基準があれば手助けとなります。


ちなみにFonteのトレーニングは基本的には海外で教えているコーチが出している本や、たまに特集で載っている海外トレーニングをつなげて今の形にしています。


3対2+1対2は自分で組み合わせて作ったトレーニングで、そこまでの過程も何度も練り直してきたので、今は「Fonteメソッド」といっても良いでしょう(笑)


私自身がやってきた事はサッカーではなく、球蹴りと分かっているから、貪欲にサッカーを学べているのだと感じています。

リフティングの基準

2014-07-17 09:07:35 | 活動内容 2010.2~2015.11
「フランスの育成はなぜ欧州各国でコピーされるのか」


その本の中から今のFonteのトレーニング内容を見直さなければならない事。


まずはリフティングの基準。


Fonteにおいてのウォーミングアップはリフティングから始まります。とにかくジュニア世代の選手には一回でも多くボールを蹴ってほしい。


100回いけば、後は体力と集中力の問題と考えているので、それからは技を教えていました。このスタンスは変えるつもりはないです。


技を教える理由としては、「落とさないキック」が分かったら「コントロールするキック」の難しさを知ってもらわないといけないからです。


・頭に乗せる為に、最高点を頭の持ってくるキック
・カカトに当てる為に、落下点をコントロールするキック
・胸に乗せる為に・・・


などキックの質と体の使い方をここで知ってほしい為に技を教えていました。


フランスの育成センターにおけるリフティングの基準とは、


「ボールを高く2メートルくらいまで高く蹴って、体を移動して、また上げて、体を移動して・・を13歳で20回以上出来ればかなりいいリフティング力と言える」


外崎ちょっと勘違いしてました。「反転する」を勝手につけていました。またやり直し・・。でもこれだったらFonteの子はいけるかな。いかなきゃいけない。


何故このリフティングをすぐに取り入れたか?


長くなるので、次のブログに回します(笑)

「子供の失敗は、チャレンジだ」って事を伝える為に

2014-07-10 21:13:49 | 活動内容 2010.2~2015.11
久しぶりに、独り言。


奥さん、里帰りしたので少しブルーです。そう、マタニティブルーにならないように私頑張ります、自然体で。


最近フランスの育成がどうの~っていう本を読んで、資料作りをしていて過去の育ててきた選手を思い出します。


とりあえず俺、よく若いのにスクール立ち上げたな(笑)っていうのと、色々と吸収してきたけど、まだまだ勉強不足だよね。っていう感覚はあります。


暖かく見守ってくれた方々にも感謝ですね。よくもこんな破天荒な人間に大事なお子さん預けてくれました。


たくさんの失敗といえる事を今でもやらかしていて、運営方法の見直しと育成内容の見直しでこれから育っていくだろう選手は結構すごい選手になるだろうな。っていう期待と大人になったなっていう自己満足。


「やる気があれば、あとは何もいらない」


純粋にサッカーがしたいという選手だけが集まるようになりました。


「下手」って言われる選手たちが見ている景色って応援している人には分からないと思うんです。


その選手たちが見ているのは、ゴールでも仲間でもなく、目の前に転がっているボールと、そのボールの周り2メートルの地面だけ。


最初はそんなメンバーばかりのFonteでした。だから上手い選手が来ても、去っていきました。


そんな下手な選手に「ボールを取られても良い」「失点しても良い」「負けても良い」「だからまずはルックアップから始めよう。」という声掛けばかりでしたね。


私が見てきた景色とまったく同じで、失敗しても良いと言う人も居るんだよ。という事を伝えたいのでしょうね、私は。下手くその気持ちが一番分かります。一番下手くそだったからね。


プレーでもたくさんのミスはします。


「戦術を実行し続ける」という事が目標の一つに定着しつつありますね。


・・・育成計画見直そう。