こんにちは。
座敷わらしです。
ご縁があって、浄国寺の花祭りに参加した時のことです。
みなさん、仏教の「花祭り」ってご存じですか?
花祭りとは、お釈迦様の生誕を祝う仏教行事のことです。
どこのお寺でも4月初めに催されます。
浄国寺では花祭りの時に、夕霧大夫行列が行われます。
夕霧大夫は、江戸時代の超絶美人さんです。
この夕霧さんのお墓が浄国寺にあり、毎年花祭りの際、供養の行列が奉納されます。
我々は、夕霧さんに付き添う子役として参列致しました。
赤い着物を着たわらしは、禿(かむろ)と呼ばれる太夫のお世話係です。
問題はこやつ。
お稚児(ちご)さんと呼ばれる、さして役割のない、おちびの介です。
行列がお寺の裏門を出発します。
行列の先頭にお坊さん方、
次いで、主役の太夫に、お付きの禿、
最後尾にお稚児さんという順。
このお稚児さんは、一種盛り上げ役的な存在なのか、
行列前方の厳かな雰囲気とは異なる、ちんどんな雰囲気を纏っていました。
道中数10メートルほどですが、進行速度は非常に緩やかです。
太夫さん達と共にわらしが、終点である正門に入っていきます。
続いて、ちびわらし含むお稚児さんの一団がわらわらとゴール。
お世話をして下さる方も、さぞかし大変な思いをされたことでしょう。
行列後、お墓参りをして、本堂でお話を伺いました。
あ、ちょっと、待っておくんなまし~
少し乗せてもらいました。
(…続く。)
鼻先形成。
40代、女性。
( ↑ 術前。 正面。 )
丸く大きめの鼻先ではありました。
( ↑ 術後1年。 正面。 )
鼻柱切開によるopen approachにて鼻尖形成しました。
( ↑ 術前。 左斜面。 )
( ↑ 術後1年。 左斜面。 )
鼻柱部を切開し、大鼻翼軟骨(鼻先のフレームとなる軟骨)を露出させます。
大鼻翼軟骨の頭側を除去し、
残した大鼻翼軟骨尾側は細工し、支柱として軟骨間に挿入した耳珠軟骨と組み合わせ、鼻尖部の輪郭を形成しています。
( ↑ 術前。 左側面。 )
( ↑ 術後1年。 左側面。 )
( ↑ 術前。 正面。 )
( ↑ 術後1年。 正面。 )
鼻尖部の皮下の軟部組織を取ると、皮膚の質感が悪くなるので、
自然な仕上がりを目指す場合は、軟部組織のトリミングは省きます。
( ↑ 術前。 右斜面。 )
( ↑ 術後1年。 右斜面。 )
鼻柱切開を伴わない closed approachでは、傷跡は鼻孔(鼻の穴)内のみで済みますが、術野が狭いこともあり、効果が限定されます。
また、鼻先を細くするために両側の鼻翼軟骨を糸でしばるという操作を加えるため、外鼻の側貌がオウムのくちばしのような形になることがあります(polly beak deformity)。
( ↑ 術前。 右側面。 )
( ↑ 術後1年。 右側面。 )
元々、鼻骨の張り出し(hump)のある、俗に言う鷲鼻でした。
polly beak 変形が起こると、魔女のような垂れ下がり感のある鼻になるため、本症例はclosed approachでの鼻尖形成術の適応外となります。
( ↑ 術前。 下から。 )
( ↑ 術後1年。 下から。)
(※傷跡が目立たなくなり、鼻孔の醜形もありません。)
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