ばくだん皮膚科医のばくだん発言

大阪市鶴見区の皮膚科形成外科
三輪皮フ科形成外科 
院長三輪恒のブログ

鼻尖形成術 モニター。(その1)

2017年03月18日 | 鼻翼、鼻尖、隆鼻

こんにちは。

 

 

 

 

座敷わらしです。

 

 

 

 

 

いちご狩りに行ったときのことです。

 

京都のおさぜん農園にお邪魔しました。

 

 

 

 

 

 

 

ビニールハウスの中に、苺の列が並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

制限時間内であれば、食べ放題です。

 

もいでそのまま食べると、苺の甘酸っぱい香りが口から鼻に抜けていきます。

 

 

 

 

農園で食べることのできる苺には、2種類ありました。

 

 

 

 

 

 

細長い「あきひめ」。

さっぱりすっきりしています。

 

 

 

 

 

逆三角形の「紅ほっぺ」。

味が濃い感じでした。

 

 

 

 

 

 

これはミツバチの巣箱です。

苺の花から蜂蜜が取れます。

 

 

 

 

 

 

これは隠れて苺を貪り食べる姉わらしです。

 

 

 

 

 

 

ちびわらしは、摘んだ苺のヘタをきちんと取らないとイヤみたいでした。

ヘタを取った苺に、大量のれん乳を絡めて食べていました。

 

 

 

 

 

 

 

ジャムも売っています。

 

 

 

 

 

 

苺だけでお腹いっぱいになるなんてなんて幸せ。

(…続く。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鼻尖形成術

ダンゴ鼻を修正する治療ですが、縮小させるだけでは鼻尖「縮小」術です。

鼻尖形成術は、「縮小効果」と、「形を整える効果」、両方を目的とする術式です。

 

( ↑ 術前。 正面。)

20代女性

open approachでの鼻尖形成術です。

( ↑ 術後 1か月。 正面。)

鼻孔内と鼻柱部皮膚を切開し、大鼻翼軟骨の一部トリミングと形成、耳珠軟骨を支柱として移植しました。

 

 

 正面像の写真では、あまり変化がないように見えますが、実際にはかなり鼻先が細くなっています。

 

 

 

 

( ↑ 術前。 左斜面。)

( ↑ 術後1か月。 左斜面。)

 

 

 

現在、当院で採用しているのは、いわゆるstrut法の変法です。

 

 

当術式で行う操作は、大まかに言うと、

1.大鼻翼軟骨の頭側(上側)のトリミング。

(鼻の頭の上側の丸い部分を取り除く。)

2.鼻尖部の皮下(軟部)組織のトリミング

3.大鼻翼軟骨の口側(下側)の形成。

(大鼻翼軟骨の内側脚と中間脚をいったん離断し、中間脚を反転し、耳介などから採取した軟骨を支柱(strut)として移植する。)

・・・なのですが、言葉だけで説明されても、何が何だか解らない・・・

・・・と感じる方がほとんどだと思います。

 

(興味を持たれた方には、図示しながら説明致しますので、カウンセリングにお越しください。)

 

 

 

 

 

 

( ↑ 術前。 右側面。)

 

( ↑ 術後1か月。 右側面。)

 

 

 

 

 

 

過去に様々なパターンで鼻尖形成術を行ってきましたが、

このstrut法(変法)は、非常に優れた術式です。

 

1.自然で、

2.細く

3.高く

4.鼻尖の最高点(nose tip)の位置を調節できる。

更に、

5.(下から見た時の)鼻孔の形が保たれる

…と、美しい鼻尖を造作するのに必要な条件を全て兼ね備えています。

 

 

 

 

 

4.について、写真をもとに少し見てみます。

↑ 術前の外鼻のプロファイルです。

supra tip(鼻先の上側の面)とinfra tip(鼻先の下側の面)、鼻孔縁周囲に輪郭線(黄色)を書き加えました。

↑ 術後の写真の外鼻にも、術前の各境界線に該当する部位に、同様の輪郭線(黄色線)を書き加えました。

 

鼻尖(tip)が斜め前方に突出し、up noseが解消されていることが確認できます。

 

 

 

 

 

 

 

 ↑ 続いて、術前の側面像です。

側面像ではup nose気味なのは明らかです(オレンジ輪郭線)。

また、鼻尖(tip)から頬に引いた垂線(黄色線)の先は、鼻翼の最も上部ですが…

 ↑ 術後の側面像での垂線(黄色線)は、鼻翼の少し下の方にたどり着いた形になっています。

また、up noseが解消されていることが分かります(輪郭線)。

 

 

 

 

 

5.については、下からの写真をご覧ください。

 ↑ 術前。 下から。

↑ 術後。 鼻尖が細く高くなっていることは一目瞭然ですが、注目してもらいたいのはそこではありません。

 

見て頂きたいのは、鼻孔の形 です。

 

術前に比べ、少し細長くなったのは手術の(望ましい)効果ですが、ありがちな“角の尖った三角形のような鼻の穴”になっていません。

また、写真は術後1か月の症例ですが、鼻柱部分の傷跡は、少々赤い程度で、ほとんど目立ちません。

 

 

 

 

( ↑ 術前。 左斜面。)

( ↑ 術後1か月。 左斜面。)

 

 

 

 

…とこんなに優れたstrut法(変法)ですが…、

これはopen approachあっての術式です。

 

 

 

 

鼻柱切開を伴わない closed approachでの鼻尖形成術は、

 

1.(open approachと比較して)効果が出しにくい

2.不自然な仕上がりになることがある。(小鼻との境目に縦スジができる、polly beak deformityが残る可能性があるetc.)

3.止血がしづらいため、かえって回復に時間がかかる

…であるため、私はあまり好みません。

 

 

 

 

( ↑ 術前。 右斜面。)

 

( ↑ 術後1か月。 右斜面。)

 

 

open approachでの鼻尖形成術に踏み切れない、その理由は、「鼻柱切開を伴う」ことだと思いますが、

(縫合で手を抜かなければ)術後1か月目には鼻柱部の傷はかなり目立たない状態となります。

 

 

 

 

高い効果と引き換えの鼻柱切開は、破格の(安い)代償と言っても過言ではありません。

 

 

 

 

長い目で見たときの仕上がりの良さを考えると、

鼻尖形成術は open approachでの術式を選択すべきだと(今のところは)考えます。

 

 

 

 

 

 

モニターさん募集中です。

興味のある方はご相談ください。

 

 

 

 

 

 

←鼻尖形成術の施術費用に関しては、左側の枠の上方、ヤシの木ロゴをクリック。

 料金表を参照してください。

(携帯でご覧の方はホームページの隠れメニュー料金表を参照してください。)

記事や治療についての質問は、ホームページのお問い合わせ からメールでお願いいたします。

 

 

 

 

  

モニターさんも随時募集しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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