こんにちは。
座敷わらしです。
いちご狩りに行ったときのことです。
京都のおさぜん農園にお邪魔しました。
ビニールハウスの中に、苺の列が並んでいます。
制限時間内であれば、食べ放題です。
もいでそのまま食べると、苺の甘酸っぱい香りが口から鼻に抜けていきます。
農園で食べることのできる苺には、2種類ありました。
細長い「あきひめ」。
さっぱりすっきりしています。
逆三角形の「紅ほっぺ」。
味が濃い感じでした。
これはミツバチの巣箱です。
苺の花から蜂蜜が取れます。
これは隠れて苺を貪り食べる姉わらしです。
ちびわらしは、摘んだ苺のヘタをきちんと取らないとイヤみたいでした。
ヘタを取った苺に、大量のれん乳を絡めて食べていました。
ジャムも売っています。
苺だけでお腹いっぱいになるなんてなんて幸せ。
(…続く。)
鼻尖形成術。
ダンゴ鼻を修正する治療ですが、縮小させるだけでは鼻尖「縮小」術です。
鼻尖形成術は、「縮小効果」と、「形を整える効果」、両方を目的とする術式です。
( ↑ 術前。 正面。)
20代、女性。
open approachでの鼻尖形成術です。
( ↑ 術後 1か月。 正面。)
鼻孔内と鼻柱部皮膚を切開し、大鼻翼軟骨の一部トリミングと形成、耳珠軟骨を支柱として移植しました。
正面像の写真では、あまり変化がないように見えますが、実際にはかなり鼻先が細くなっています。
( ↑ 術前。 左斜面。)
( ↑ 術後1か月。 左斜面。)
現在、当院で採用しているのは、いわゆるstrut法の変法です。
当術式で行う操作は、大まかに言うと、
1.大鼻翼軟骨の頭側(上側)のトリミング。
(鼻の頭の上側の丸い部分を取り除く。)
2.鼻尖部の皮下(軟部)組織のトリミング。
3.大鼻翼軟骨の口側(下側)の形成。
(大鼻翼軟骨の内側脚と中間脚をいったん離断し、中間脚を反転し、耳介などから採取した軟骨を支柱(strut)として移植する。)
・・・なのですが、言葉だけで説明されても、何が何だか解らない・・・
・・・と感じる方がほとんどだと思います。
(興味を持たれた方には、図示しながら説明致しますので、カウンセリングにお越しください。)
( ↑ 術前。 右側面。)
( ↑ 術後1か月。 右側面。)
過去に様々なパターンで鼻尖形成術を行ってきましたが、
このstrut法(変法)は、非常に優れた術式です。
1.自然で、
2.細く、
3.高く、
4.鼻尖の最高点(nose tip)の位置を調節できる。
更に、
5.(下から見た時の)鼻孔の形が保たれる。
…と、美しい鼻尖を造作するのに必要な条件を全て兼ね備えています。
4.について、写真をもとに少し見てみます。
↑ 術前の外鼻のプロファイルです。
supra tip(鼻先の上側の面)とinfra tip(鼻先の下側の面)、鼻孔縁周囲に輪郭線(黄色線)を書き加えました。
↑ 術後の写真の外鼻にも、術前の各境界線に該当する部位に、同様の輪郭線(黄色線)を書き加えました。
鼻尖(tip)が斜め前方に突出し、up noseが解消されていることが確認できます。
↑ 続いて、術前の側面像です。
側面像ではup nose気味なのは明らかです(オレンジ輪郭線)。
また、鼻尖(tip)から頬に引いた垂線(黄色線)の先は、鼻翼の最も上部ですが…
↑ 術後の側面像での垂線(黄色線)は、鼻翼の少し下の方にたどり着いた形になっています。
また、up noseが解消されていることが分かります(青輪郭線)。
5.については、下からの写真をご覧ください。
↑ 術前。 下から。
↑ 術後。 鼻尖が細く高くなっていることは一目瞭然ですが、注目してもらいたいのはそこではありません。
見て頂きたいのは、鼻孔の形 です。
術前に比べ、少し細長くなったのは手術の(望ましい)効果ですが、ありがちな“角の尖った三角形のような鼻の穴”になっていません。
また、写真は術後1か月の症例ですが、鼻柱部分の傷跡は、少々赤い程度で、ほとんど目立ちません。
( ↑ 術前。 左斜面。)
( ↑ 術後1か月。 左斜面。)
…とこんなに優れたstrut法(変法)ですが…、
これはopen approachあっての術式です。
鼻柱切開を伴わない closed approachでの鼻尖形成術は、
1.(open approachと比較して)効果が出しにくい。
2.不自然な仕上がりになることがある。(小鼻との境目に縦スジができる、polly beak deformityが残る可能性があるetc.)
3.止血がしづらいため、かえって回復に時間がかかる。
…であるため、私はあまり好みません。
( ↑ 術前。 右斜面。)
( ↑ 術後1か月。 右斜面。)
open approachでの鼻尖形成術に踏み切れない、その理由は、「鼻柱切開を伴う」ことだと思いますが、
(縫合で手を抜かなければ)術後1か月目には鼻柱部の傷はかなり目立たない状態となります。
高い効果と引き換えの鼻柱切開は、破格の(安い)代償と言っても過言ではありません。
長い目で見たときの仕上がりの良さを考えると、
鼻尖形成術は open approachでの術式を選択すべきだと(今のところは)考えます。
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