また雪です。
まだチラホラで、積もる感じではありませんが、明日明後日がまた心配。
もう雪はいいです!いいですったら!
少し春の気配がしたと思ったら
また冬に戻ってしまう。
この季節になると
去年見つけたこの詩を思い出します。
「二月の小舟」 吉野 弘
冬を運び出すにしては
小さすぎる舟です
ですから 時間がかかるでしょう
冬が春になるまでは
まだまだ 時間がかかるでしょう
川の胸乳がふくらむまでは
胸乳とは、雪解水で河の水面が盛り上がる様子のこと だそうです。
去年のカフェ演奏のときに
この詩を朗読しました。
冬になるときは
この言葉
「冬来たりなば 春遠からじ」
そして
もう少しすると
三寒四温の言葉が出てくる詩
工藤直子さんの
「また春がきて」
この中に、三寒四温という言葉を
「サンクヮン・シォ~ン」と
フランス語風に言う部分が出てきて
ちょっとおもしろい詩。
この詩もカフェ演奏で朗読しました。
季節が巡るたびに
そういった言葉や詩を
一つ一つ思い出し
あ~、またこの季節が来たのだと
昔を振り返ったりもする。
歳を重ねると
その思い出すものが
毎年毎年少しずつ増え
(忘れていくものもあると思いますが 笑)
途切れることなく
その巡ってきた季節を
楽しんでいけるような
そんな気がします。
今年はどんな言葉たちに
出会えるのでしょうか。
それも楽しみ♪
すぐ忘れてしまうので
今日も光った言葉は
ノートに書き留めます。
今日も素敵な一日になりますように♪