「メメント・モリ」
大事に大事に守って
一生懸命治した
身体の傷も心の傷も
柔らかなあたたかい温もりも
頭を掻き乱す後悔も
笑い転げたあの時間も
辛く苦しいあの時間も
いつかはみんな
全てを置いて
灰になる
残された時間で
誰かの心に
何を遺すことができるだろうか
身体はなくなっても
みなの心に生き続ける
その姿は
どんなものになるのだろうか
いつかはみんなみんな
メメント・モリ
(晶子)
メメント・モリとは、ラテン語の言葉で、「死を想え」「自分がいつか必ず死ぬということを忘れるな」という意味。
「死を意識することで今を大切に生きることができる」という意味である。
親戚のお通夜と告別式に参列してきた。
人はたった1時間半でただの骨になる。
色々手術をした跡が残されていた。
生き続けるために、何度も何度も、あちこち治したのだろう。
普段は意識しなくても、死はいつか誰にでも当たり前に訪れる。
生きていることは当たり前ではなく、奇跡の連続で、感動の連続。
生きている今、生かされている今、どう生きていくか。
躊躇している暇はない。
人生を卒業するまで、精一杯生きていきたい。
人との関わりも大事に、重なった時間を大切に。
今日も一日お疲れ様でした🍀