半年振りで、ジョグジャカルタ(インドネシア)の押絵教室へ出かけた聡甫。
皆さんにすっかり溶け込んでいますが・・・右端です
大抵マレーシア人に間違えられ、道を聞かれることもしばしば
女性と男性が半々くらいで、皆さん熱心そのもの!
それもそのはず、単なる楽しみとしての押絵ではなく、それを産業に取り込んでいこうという、国の未来を背負わされた人たちなんです。
半年前に課せられていた宿題もきちんとこなし、
カシューナッツの花や
可愛いお魚、
こんなステキなジャワ人の男性まで、自分のオリジナルで仕上げられるようになり、聡甫は勿論、こちらまで嬉しい感激です!
ジャワ更紗をまとったお地蔵さまは、すでにお店にお出ましで、これには聡甫もビックリ!
商品として歩かせるには、まだちょっと・・ということで、いったん取り下げたりも。
この一大プロジェクトの発案者でいらっしゃる、プンバイヨン第一王女様と。
ここは、王女様が直接監修をなさる「ロイヤルシルク」という、金のまゆで作った製品を扱うお店。
ここに並べられた押絵が、少しでも早く、皆さんの生活に役立てば・・と願います。
王女様の切なる望みも、学校に行けない子供達が押絵を身につけ、きちんとした生活が送れることなのです。
初代絹甫の時から、さまざまな文化交流の形で海外へ出てきた押絵ですが、このように生活に密着したお手伝いができるのは、創流以来初めての、ほんとに有難いことです。