こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

お宝写真

2009年05月09日 | 今日の感動

聡甫がジョグジャの兄と再会・・・?
いえいえ、実はこの方が、とてつもない方だったんです!!

スラバヤで催された集まりには、王女様のお声掛かりで各方面の著名人がいっぱい集まって来られたそうで、この方は映画監督さん。
日本の映画祭でも賞を受けられ来日・・・と言われても、聡甫が知ってるインドネシアの映画と言えば「枕の上の葉」ただ一つ。
この映画は、ジョグジャカルタのストリートチルドレンをテーマにした社会派の作品で、登場する3人の子ども達のあまりに悲惨過ぎる最期・・・
雅と一緒に行ったその映画に、いかに自分が感動したかを熱く語ったところ、
「それを撮った方ですよ!!」と。
「エ、エ~~~ッ!!」
正に、ガリン ヌグロホ監督その方だったんです。
腰を抜かさんばかりに驚いた聡甫ですが、監督さんの方も、自分のことにそれだけ詳しい日本人の存在が不思議で、とても感激して下さったそうです。

夢心地でいる聡甫の手から携帯を引き抜き、王女様が写して下さった記念の1枚。
緊張の連続だった旅の終わりに、最高のご褒美がいただけたようです。


ガリン・ヌグロホ監督 ( Garin Nugroho)
1961年、インドネシアのジョグジャカルタ生まれ。インドネシア大学法学部、ジャカルタ芸術大学映画学部卒業。
『一切れのパンの愛』(91)インドネシア国内映画祭最優秀作品賞他受賞
『天使への手紙』(93)第7回東京国際映画祭ヤング・シネマ部門ゴールド賞他受賞
『そして月も踊る』(95)ナント三大陸国際映画祭審査員特別賞他受賞
『枕の上の葉』(98)カンヌ国際映画祭正式参加
第11回東京国際映画祭審査員特別賞他受賞