神戸特派員の友人からルミナリエの写真が届きました。
今や光と言えばＬＥＤの時代。
でも、柔らかな豆球の灯りは、じんわりと
人の心を温めてくれるようですね。
震災の年、人も大地もズタズタに傷つき、
その日その日を何とか頑張って生き抜いていました。
ようやく迎えた年の暮れ。
長い通りは点灯を待つ人の流れで身動きも取れず。
真っ暗な神戸の街に、一瞬にして光が溢れ、
「ウオ～～！！」という歓声の中、人々の目にも光るものが。
カラカラのスポンジが温かい命の水を吸い込むようで
あの夜の感動は、一生忘れることができません。
あれから１４年。
犠牲になられた方々の目に、私たちの思いは届いているでしょうか・・・
