大蔵流狂言師で人間国宝の茂山千作先生が今朝、旅立たれました。父は50年以上前から先生を師と仰ぎ、私たちも大変お親しくさせていただいておりました。
舞台と観客を融合し、お体すべてで表現される素晴らしい笑いの世界。
狂言そのもののような先生でしたが、舞台を離れても、ほんとに楽しく温かい先生でいらっしゃいました。
こちらの展覧会にも、お忙しいお時間の合間をぬって、よくお越しいただきました。
つい先日、何気なく目についたこの写真・・・
14年前、押絵来迎図完成の展覧会に奥さまとお越し下さった時のものです。
狂言の押絵を作られる生徒さんも多く、お家へお邪魔して着付けや型のお写真も気さくに撮らせてくださいました。
今朝から我が家では、父も母もみんなが大変ショックで、舞台のお姿をもう拝見出来ないのはほんとに淋しいことですが、長い間の楽しい思い出に先生をお忍びいたしました。
きっとあの大きなお声と素晴らしい芸に、閻魔さんも大笑いなさることでしょう。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
ご葬儀の詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.soja.gr.jp/blog/
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