こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

町のカオ

2008年04月25日 | こんなの見っけ

車を止めてチョット歩いただけで、こんな面白いものを見つけました。
実はこれ・・・


自転車の後ろに子供を乗せるための、椅子の裏顔です。
HAMAX Kissというチャイルドシードで、安全性だけでなく、そのデザイン性でファンも多くなってるみたいですが、私はなんと言っても、この後ろのカオが気に入りました!!


京のアヒル寝

2008年04月24日 | のんびり ゆったり

京都に用事で出かけた今日、3時間ほどの待ち時間がありました。
急にそんなことになったら、それこそ、イライラブツブツ、帰ってからその時間の埋め合わせをどうしよう~~って、血圧が上ってるところですが、今日のことは前から決まっていたことなので、ゆったりと贅沢な時間を過ごさせていただくことに・・・
で、用事の場所からすぐ近くの宝ヶ池へ行ってみました。
静かな湖面を滑るように泳ぐオシドリたち。
その向こうに見えるのが、京都国際会議場です。
人っ子一人なく、まるで時間が止まっているかのような静けさです。


アヒルが二人、元気に歌う声が急にしなくなったと思ったら・・・


あっと言う間にスヤスヤ~~


暮れ行く京都の風に吹かれながら、丁度その頃、東京で天に召されようとしている友に心からの祈りを捧げました。


お菓子な果物

2008年04月23日 | 美味しいもの

こんなきれいな詰め合わせをいただきました!kirakira2
外はお餅で、中にはフルーツがそのまんま包み込まれた美味しいお菓子です。
直径5cm位のまんまるで、手でつまみ上げると形が崩れそうなほどのやわらかさase
季節の果物がそのままや、あんこ状態で入ってるんですが、とにかく外のお餅の薄いこと!!


いわゆるフルーツ大福とは、ずい分趣が違います。
イチゴ、パイナップル、オレンジ、サクランボなどが入ってて、季節によっていろいろ様変わりするそうです。
とろとろ~~っと、まさにとろける感じで口に消えてゆき、あれっ?もうない・・・bikkuri
次はどれにしようかな~って・・・危険危険、メタボメタボ!!wink
吹田にある老舗の和菓子のお店(松竹堂)が出しておられるのですが、とにかく朝のうちに行かないと、すぐ売り切れてしまうとか。そうでしょうね~
美味しいのもさることながら、朝早くから吹田まで買いに行っていただくご好意が、ほんとに有難いことだと感謝感激です!clap yellow10
  

安らかに

2008年04月21日 | 悼み

昨日、また一人、親しい友が旅立ちました。
幼稚園、小学校といっしょで、3~4年の頃は、ほとんど毎日、彼の家で遊んでいたように思います。
勉強は得意なのですが、スポーツが・・・
そんな彼の為に、やんちゃ印の私がドッジボールの特訓をビシバシやるのを、目を細めながら喜んで下さっていた温かいお母様。
私は当時、よく風邪で休んだり、腸炎で入院したこともありましたが、そんな時は毎日、きれいな字で写してくれたノートと、世界文学全集を持ってお見舞いに来てくれる、ほんとに優しい男の子でした。
中学はお決まりのようにN中へ。それからは会うことも無く、2000年の同窓会で35年ぶりの再会でしたが、穏やかな優しい人となりは、昔と少しも変わらず、上智大学の心理学科で教える立場になっていました。
音楽をこよなく愛し、慈悲深い人柄は、病魔をも憎むことなく受け入れたのでしょう。
私達には、そのことを受け入れる辛さが与えられて・・・
篤い信仰心とお優しいご家族に見守られながら、若すぎる命を召されてしまいました。
みやび流のHPを立ち上げてくれた同じく同級生が、応援の言葉を彼に依頼して書いてもらってましたので、ここにご紹介して、心からの感謝を捧げ、安らかに眠られんことをお祈りしたいと思います。

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          応援しています
私達が幼い頃お正月の羽子板を通して知っていた押絵の世界。これに魅せられ、押絵を芸術の域まで高められたのが松甫さんのおばあ様の初代小西絹甫さんでした。

押絵の製作は気の遠くなるような根気と複雑な手順を必要とし、大作になると一万個にも及ぶピースを貼り合わせるとのこと。しかし出来上がった押絵は、そのような苦労を感じさせることもなく、華やかさの中にも、綿でふっくらとふくらんだ素朴さとあたたかさをもっています。

「みやび流押絵3代目家元・小西松甫」などと聞くと何だかいかめしいけれど、私達小学校のクラスメイトにとっては、元気で活発に校庭を走り回っていた小西松恵さんのイメージが強烈です。

松恵さんの作品を拝見すると、おばあ様以来の伝統を受け継ぎつつも、現代的な感覚やユーモアのセンスも感じられて彼女らしいなと思います。

一つの芸を受け継ぎ伝えていくことは、私達の想像できない苦労もあることと思いますが、よき伝統の中で独自のセンスで味付けしながら、今後も意欲的な作品を発表していかれるよう、皆で応援しています。


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明田芳久 上智大学心理学科社会心理学研究室
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