丸の内オアゾ
絹甫さんのお気に入り、ラッキーで~す!
最近、この出窓がポカポカ、気持ちいィんだけど・・・
前の白いのがジャマ!!
イタリー製の陶器だとかって、エラそうにクッションまで敷いて、態度デカ~!!
チョッと、押してやりましょうかね~~
いち、に~の~~
えんがらや~の~~
よっこいしょ~いちさ~~ん!!
一応 わたし、女です・・・
押絵でできたウエルカムボードです。
朝日カルチャー教室のTさんが、お孫さん(新郎)からのご希望で、ご相談を受けたのが2ヶ月前。
ほとんどこれまでで始めての試みになるので、こちらも気合が・・・!
押絵は半立体のため、お花のようなボリュームたっぷりの可憐さという味わいが出しにくいように思うんです。
それと、当のお孫さんが最初に押絵を気に入られたきっかけがフクロウだったので、よし、それでいこう!!と。
土台の額に書き込む文字や飾り・・・これはやはり、素人作りよりちゃんと製品化されてるものを使う方が良いと思い、ネットを駆使した末、長野にステキな会社を見つけました。
鏡というのは、古来から「円満の力」が宿るもので、婚礼には欠かせないアイテムという考えから、すべて鏡でウエルカムボードを作っているアートエッチング長野です。
いぶしたシルバーの額縁に、美しく施されたエッチング。
結婚式の後は、お客様をお迎えするための鏡になるよう、敢えてWeddingの文字は入れませんでした。
新郎新婦の衣装、駆けつけたフクロウたち、祝福のリボン、幸せへとつながる虹、、
すべて白のサテンから染めました。
光り物が大好きな私は、サテンが一番好きな生地ですが、きれいに貼るのがこれほど難しい生地も、ちょっとありません。
超ベテランのTさんですが、きれいにできないと、度々挫折されるのを「完成した時の輝きは、他の生地では絶対だめなので・・!」と、頑張ってもらった結果、最高の仕上がりになりました。
お式の当日、入り口で皆さんに賞賛され、お祖母様としての大役を果たされたTさんが喜ばれたのは勿論ですが、私にとってもほんとに楽しく、ワクワクするテーマに挑戦させていただけたのは有難いことでした。
そうそう、お約束のネーミング・・・
鏡の中へ進んでいくと、そこには幸せに通じる奇跡の虹が・・・
ってなことで、鏡(Mirror)と奇跡(Miracle)と虹(Rainbow)をかき混ぜて、
Mirrorcle Rainbow !!
心斎橋教室Kさんが、鳥獣戯画のカエルをしたいとのことで、手始めに2匹から作り出されました。
どんどん作りためて、横額くらいに仕上げるお積りで。
ところが・・・
足先の細かい大変さに、2匹でもう十分と、色紙での完成になりました。
絹甫の家の、サンちゃんとアカキチ。
風薫る5月の陽を浴びながら、気持ち良さそ~にごろんごろん~
外から入ってくると、日向の匂いがして体は幾分ほこりっぽく・・・
そんな体のまんまベッドに上ってくるんですから、布団の上はザラザラ!
ここで寝るということは、絹甫が外で転がってるのとおんなじですかね~