私は生まれがハーフなんです。
群馬の父と、大阪の母の
母絹甫の方は、江戸からずっと船場で唐薬問屋を営んでたもんで、
外の血が入ったのは私が初めて。
身の丈160cmで靴が24cm、二重まぶたに力自慢・・・
な~んて、男も女も華奢な流れからすると、とんでもない怪物出現
子供の頃は、金時とか女力道山とか言われ・・・
ま、それはさておき、昔の船場の食事って、それはそれは質素なもの。
朝は、お香こでぶぶ漬け(お茶漬け) ご飯を炊くのは1日1回。
お昼か晩は、お冷やを食べることに。
その代わり、1日と15日には、普段付かない特別のお魚をつける。
お漬物やお魚の種類も、仕事の位や年の順によって、細かく区分
されてたようです。
写真の1品、母の家で大昔、70歳を越えると朝ごはんに許された人参の炊いたん。
金時人参におぼろ昆布を混ぜ、仕上げに梅干をほぐして炊いたもの。
母の大好物なんですが、私はこんなの大っきらいで見向きもしませんでした。
しゅっぱいし・・・
でもこの間、立派な金時人参を見つけたので、いっちょヤッテみようかと・・・
梅の代わりにスダチをいっぱい絞り込んだところ・・・
美味しい~~~!!!
これまでと全然違う、ニュー船場の味に母も大満足
私も年をとったのかな~~
でも、昔だったら、もう10年しないと食べられないとこです
今日もひと押し、よろしくお願いします!!
ロイヤル教室のNさん、チューリップが仕上がりました。
赤紫のグラデーションに染めた布を、良い感じに使っていただけました。
色紙(24x27cm)にしては、16輪とボリュームたっぷりでしたが、Nさんは一番乗りで完成!
今日も教室で、次はどんな作品をしようかとのご相談で盛り上がりました。
お寺さんでいらしたご主人さまが、バーミヤンの無事な頃に撮ってこられた写真をもとに屏風を作りたいとのお話に、私もワクワク!!
まずはその、膨大な資料であるアルバムをお送り頂いて、下図を作ることに。
またまた挑戦のステージを与えていただく、有難いチャンスです。
いつが最後の作品になるかわからないので・・・と仰りながら、瞳はキラキラ!!
因みにNさん、お年は86歳。
25年前、これ以上ないであろうという苦しみにも出遭われ・・・
でも今は、両膝も人工関節に替えられ、ますますお元気に。
還暦なんて、まだまだヒヨッコです。
がんばらなくっちゃ~~~
今日もひと押し、よろしくお願いします!!
東京教室のOさんは、中学時代の大の仲良し。
高校2年で東京へ引っ越してからも、年賀状のやり取りは続いていました。
そのOさんが教室に来てくれるようになってから、気分は正に「もう中学生!」
パッチワークを長年やってきたOさんですが、どんどん押絵の楽しさに
ハマってくれてます。
これらはすべて自分で原画を描いて、手元にあった縮緬の風呂敷で柄取りをし、
ステンドグラス風に仕上げた作品です。
花びらや葉っぱも、うま~く模様を生かして、いい感じになってます
邪道で怒られそう・・・と可愛く笑うOさん。
とんでもない!!
それどころか、習ったことを元に展開し、独自の世界を見せてもらえるのは、
ほんとに嬉しいことです。
「ハコベル用に季節の水仙を作ってみたの」
Oさん自身、今感じている押絵の楽しさを、どうやって次の世代に伝えて
いけば良いか・・・
私の最大課題にも、新鮮な意見をいっぱい提供してくれました。
~~~ん!
新たなエネルギーが、私の中に吹き込まれている感じです
今日もひと押し、よろしくお願いします!!