こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

備えあれば・・・

2010年11月19日 | あれやこれや


世間では(ヒト事?meromero2 これは何年も前の写真ですからして・・・)
そろそろ紅葉が見頃になってきたでしょうか?
でもまだ今年も、40日以上ありますからね~

年月も人の世も、坂道を下り始めてからが勝負だと思うんです。
若さや健康って、どんなことでも隠してしまう魔法のベールのようなもの。
そのベールを剥ぎ取られた時、スッピンの笑顔を見せられるか・・・

誰もが平等に与えられる老いや病気。
それを頂いてから、静かに穏やかな気持ちで暮らすのって、至難の業かも。
若くて健康な時代に、優しさをいっぱいいっぱい蓄えておいて、
恥ずかしくないスッピン笑顔に挑戦したいですね。

でも、美人の素顔より、鬼面の化粧って言葉もあるし・・・
やっぱり当分は、厚化粧で頑張っていこ~っと!be

しろがね展

2010年11月17日 | 今日の感動

神戸教室の後、京都まで急いでcarrun
お香の松栄堂さん本店の中にある、松吟ルーム。
今日まで開催中のしろがね展を見に行きました。
30年以上、白馬で「しろがね」というペンションを経営しておられたMさんご夫妻。
その昔、そこに集まったご縁のある芸術家の皆さんによる、同窓会展のような温かい会場でした。




絵画、陶芸、書、写真、木工、金工、手工芸etc,,,,
それぞれの分野の方が、情熱あふれる独自の世界を展開しておられました。
実はこのオーナー夫人、中学時代演劇部の1年先輩に当たる方なんです。
聡明で美しく、優しい人柄のK先輩は私の憧れでした。
今ではさまざまな物創りをされていて、自ら糸を紡いで織られたマフラーやセーターから、何とも言えず温かな空気が生み出されていました。
たまたまこの展覧会のことを知り、45年ぶりの再会を楽しみに飛んで行ったのですが・・・
残念なことにお会いできずhorori


でも、鉄の工芸をされるご主人さまと、先輩にそっくりのお嬢さまにお会いできて嬉しい1日でした。


今日の記念に、大好きなブルーのマフラーを連れ帰りましたmeromero2
頂いたラベンダーサシュ、これまた私の大好きな香りheart
お仲間の皆さんが、楽しそうに集っておられる様子が浮かんでくるような、心癒される展覧会でした。
もっともっとゆっくり見たかったな・・・

我がふるさと

2010年11月14日 | こんな押絵(押し絵)がありますよ

この鬱蒼とした竹林の中の、際立って光る1本の竹から、
おじいさんは私をこの世へ送り出してくれました。


おじいさんもおばあさんも、とても優しくて、幸せな日々を過ごしてます。


あちらの世界へは、まだ帰りたくありません・・・

な~んちゃってbe

ロイヤル教室Nさんの、竹の押絵で遊んでみました。

菊人形

2010年11月13日 | こんなの見っけ

11月と言えば七五三。
今年迎えられる皆さん、画面からおめでとうございますhinode
東京、亀戸天神で催されている菊人形展の様子です。
まだまだ気温の高い日がありますが、色とりどりの菊を目にすると、
秋の香りがしてきますね~


子供が大好きなアンパンマンやバイキンマン。


実物のスカイツリーを望む場所に造られた菊スカツリーmeromero2
こちらも毎日、高さが増えて・・・いくわけないかbe

関西で菊人形展と言えば、枚方パークの大菊人形。
毎年、大河ドラマの主人公をテーマにしたり、大規模な催しは今年で100年目。
でも、設備や後継者不足の問題から、今年でその歴史に幕が下ろされます。
残念なことですよね・・・
私が初めて行ったのは、もう50年以上も前のことbikkuri
うわ~半世紀!!
自分が化石に思えてきました・・・hi
見納めをされる皆さん、お急ぎあれrun

予感

2010年11月12日 | 悼み

「行かないで・・・」の写真がいじらしいと、皆さんから仰って頂いたダンちゃん。
夕べ、旅立ってしまいました。
もともと鼻が悪く、冬場は辛い季節で、毎週お医者さま通いではありましたが、あまりに急で突然の旅立ち・・・
ここ2,3日、ほとんど食べられなくなってしまい、もう今夜が最期・・・と悲しい予感がその通りに。
これまでの子たちと同じく、教室の前の晩で、仕事場から家に戻った5分後のことでした。そばに居てやれる時間帯を、ちゃ~んとわかってるんですね・・・

このダンちゃん、東京で学生だった次男が拾って可愛がっていた子です。
もともとネコより人間が好きな寂しがり屋。
こちらで引き取って暮らすようになってからも、お昼間私が居ないので寂しかったんでしょうねぇ。
家の前で、道行く人に愛想を振りまいて、「かわいい子~!」なんて言われると、どこへでもくっついて行ってしまう。
そんな結果の逃亡癖が2回も!!




何十枚もコピーして貼り付け、1度は芦屋川の河川敷で、2度目なんて、
1キロ近く離れた駅の自転車置き場に居るところを見つけて頂けた記念のちらし。
見つかるまでの1週間、食事ものどを通らないくらいでした。

次男の車で東京往復1200キロを、2回も経験していたダンちゃん。
不自由な体ながら、結構思い出多い楽しい人(猫)生だったかな・・・?

一つ、不思議なことがあって・・・

このダンちゃんは、孫の一輝と同い年。
12年前、生まれた甥っ子のお祝いに駆けつけようと、次男が東京のアパートを出たところ、カラスに襲われそうになっている生まれたての子猫を発見!
それがダンちゃんだったんです。

生まれつき右目が見えないダンちゃんを、野良の母親は置いてったみたいで。
すぐさま助けて病院へ。
命は取り留めたものの、そこから乳呑児を抱えた学生生活の始まり。
結局、次男が甥っ子の顔を見たのは、それから何か月もしてからのことでした。

よく冗談で「一輝はダンちゃんに負けたね~」なんて言ってたことがあります。
健康優良児で、一日の欠席もなく何よりラグビーが大好きな6年生。
人間、何が起きるかわかりません。
その一輝が先週、溶連菌が体内に入ったため、急性腎炎を引き起こし、緊急入院。
ひと月ほどの安静と食事療法という、人生初の試練を受けることになったんです。

ダンちゃんの容体が急変したのが、丁度そのころ。
逆に、一輝の数値は日に日によくなってきました。
身代わりに・・・なんて、代わりきれない命もいっぱいあるでしょうが、
昔の一輝に申し訳なかった気持ちで、ダンちゃんが最後の恩返しをしたように思えてならないんです。

去年から、あまりにも大勢見送りました。
ジュンコ、ママ、ナツミ、マメちゃん・・・
みんないるから、寂しくないでしょ?
そうそう、ミドのジェーンもね。
楽しかった思い出をいっぱいいっぱい、ほんとにありがとう!ダンちゃん!