長い間病院通い(付き添いですが)していると
病院の組織というか成り立ちが少しずつ見えてくる気がする。
婆は内科は開業医にお世話になっているので、すべては受付担当者が
執り行ってくれ、座ってただ待っているのみ。
眼科は少し異なり、自治体病院なみかな??
爺は県下自治体病院のトップの病院。
すべてが異なり最初は面食らったわ!
受付機に診察券を挿入すれば、番号が印字された紙切れが。
今日1日はこの番号が爺そのものだ。
忘れてしまったり、無くしては大変とネームプレートを持参。
首にかけ、各科で受診。
それでも我が夫婦はまだ番号忘れないが、忘れてしまったのか
慣れずに戸惑っているのか、看護師がお名前で失礼します。
〇〇〇〇さんと大きな声で。
するとは~いと返事が返る風景をよく目にする。
お名前と生年月日をお願いします・・・と。
ならば 最初から名前で呼べば良いと思うこともある。
以前にも書いたと思うが、お名前を頂戴してよろしいですか?
どうも納得するまで時間が必要かな?
病院では、このような手間取る風景はよく見かける。
慣れればどうってことないが、規模の大きさに先ず驚かされ
機械化された設備や自動音声で診察室へお入りください・・と
なぜこのような 高齢者には理解されにくいシステムを導入する
必要があるのかな?
【個人情報の保護のため番号呼び出しにご協力ください】
とのこと
確かに病院通いを知られるのは、いやだという人もいる。
名を知られるのは、いやだという人も多くいるだろう。
病院は細心の注意を必要とする個人情報を扱っているから
取り扱いは難しいだろうなあ。
どんなに拒否してもその病院に通院していたら、そのシステムに
従う必要があるわ。
年齢を重ねると、その変化について行くのが難しいわ。
でも今を生きているのだから、時代の流れに逆らうことは出来ないな。
足を止めることも出来ないが、何か変更するときは高齢者や変化への
対応が難しい人もいることを忘れないで欲しいわ~
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ネームプレート下げて静かに順番待つ爺
本を出そうとバックに手をかける爺