今日のお話は 昨日の続きだけれど このあいだボクの森の下に住む仲良しの奥さんのところで
夜話を聴きながらのお茶をご馳走になって そのお話が
軽井沢の古墳時代遺跡 「 県(あがた)遺跡 」 にかかわるお話で
そのお話に関わることは これまで出会った ボクに優しくしてくれた地元のお年寄り何人かが
最初に発掘作業を始めた人とそれぞれ仲良しで いろいろなお話を聞かせてくれたり
講演会の資料を見せてくれたり それを聞いたボクがみなさんに ここでお話したりして来たので
ボクが持っている資料のいくつかを次の夜話会に持って行くことになっているんだ
まとめを兼ねて、先に みなさんにお話するね
昨日ここで 長野県内には旧石器時代から近世(江戸時代頃)までの確認されている「 遺跡 」が
15000ヶ所以上あるってお話したけれど 軽井沢町にはそのうちの93ヶ所が確認されていて
軽井沢町のHPには「 軽井沢町遺跡詳細分布調査報告書2017 」がWEB公開されている
誰でも 閲覧できるので興味が湧いた人はアクセスしてみてね
その中の㉕番 「県(あがた)」というのがそれで 推定面積は 67179㎡ 時代は「 古墳時代 」
確認事項、出土品の項目には 古墳初期住居址、甕、壺、鉢、高坏・・ と記録されている
ボクの手元の資料写しでは
これが 発掘された地表面からの深さを示す画像
これが 上からの俯瞰図
で、これが 住居址の図面 と 土器の図面
そして これが 復元作業を終えた 甕
これが 復元された 壺型土器
どれも 1500年位は歳月を過ごしているだろうか・・
ちなみに 発掘現場は今 自転車用道路と コーヒー会社の社屋用地となっていて
発掘に関わる 資料は軽井沢町立図書館に 「 北佐久郡軽井沢町県遺跡の調査 」という書名で
蔵書されているようだよ
義務教育の期間をどこでどう過ごしたかによって
縄文時代→弥生時代→古代 ・・・というような時代学習をした人と
縄文時代→弥生時代→古墳時代・・ という学習をした人と
中には 全く記憶に無い人もいるようだけれど 自分たちが気にって訪れたり住んだりする辺りに
大昔の人たちも暮らしていたと思うと 感慨深いものがある気がすると思うんだ
楽しみな お話会が済んだらまた みなさんに続きをお話するね