Mother and Children and Family Diary

Diary of twin boys, a girl and the family in Canada

Yuki came from Miyagi

2011年05月06日 | Weather

4月13日から19日まで有希ちゃんがカルガリーに戻ってきた。

 

去年の9月に多賀城に住むおばあちゃんが具合がよろしくなく

入院してるとの事で6ヶ月だけ日本に帰ってた。

3月に入ってばあちゃんの具合もよくなりそろそろカルガリーへ

戻ってこようと思い、3月11日の午前中に国際免許を取りに行った。

その日の午後・・・・・3.11です。

多賀城市の半分が流され、半分は残った。有希ちゃん実家は

幸いにも残った方。でも1階は津波が腰辺りまで押し寄せ全滅。

お父さんは仕事で市役所に、弟は車で外出中。

家にいたのはじいちゃんばあちゃんと、お母さんと妹と有希ちゃん。

足の悪いじいちゃんと、ばあちゃんを2階へ連れて行くのに必死だったそう。

2階の窓からSOS.

自衛隊の助けが来たけれど順番的に

救助されず、ライフラインのないまま1日が過ぎ、

ようやくヘリコプターで避難所まで運ばれたそう。

しばらくして、お湯は出ないが実家の2階で生活できるようになる。

それでも余震にいつもビクビクしながらね。

有希ちゃん始めから言ってた。「うちなんていいほう、家族揃ってるし家あるし」

そうだよね。もっと悲惨な人いっぱいいるもんね。

これも言ってた。始めの10日くらいは家族の絆が深まるけど、

その後は未来の事考えなきゃいけないから些細な事で

すぐ家族喧嘩になるって。それもわかるよね。

何が必要だったか訊ねると靴。想像もしてなかった。

1階に下駄箱があるから履物全部やられたそう。

お洒落なゆきちゃんが、唯一友達から送られてきたという

ランニングシューズで飛行機のってここまで来たもの。

 

有希ちゃんとの初対面は覚えてないんだけど5、6年くらい前かね。

カナダに来てすぐに働いてたすし屋を通して出会った。

子供生む前はちょくちょく家飲みしたりバー行ってた。

↓うちのコンドーで飲みながらつまみの餃子作ってる。きゅうりの漬物もね。

テニス部の彼女はダイニングテーブルでする卓球が凄く上手で勝てなかった。

 

↓これはいつだろう。2005年かな?近所のバーにて。

ビールが大好きでよく飲む!テキーラも調子に乗ると飲むんだけれど

寝ちゃうんだよ。

 

妊娠して子供産まれてしばらくは会ってなかった。私が酒飲まないからね。

↓産後初BBQに行った時。子供似合わないけど、抱っこも様になってるよね。

 

↓うちでBBQ。これ私が一番気に入ってる写真。

笑顔もかわいい、スタイルよろしい。モデルみたい。

 

↓2010夏、ベンは有希ちゃん大好き。基本的に綺麗なお姉さん好き。

 

 

↓すしかわ元同僚

この4人本当に仲良く仕事&遊びしてた。家族みたいにいつも一緒だったよ。

 

 

アパートも車もこっちにあったけど、今は全て引き払って

家族のいる日本での生活を決めて、今回1週間という短い期間でやってきた。

こっちにいれば地震はないし、物も仕事もあるけれど

日本に家族残してここには住めないって。

そりゃそうだよね。金より愛だよ!今は。

一緒にいて大笑いして、楽しい時間を過ごしてる時もふとした瞬間

頭があっちの方いって動きが止まってるときが多々あった。

日本にいる家族心配だよね。

「帰りたくなーい」って一回だけ聞いた。そりゃそうだよ。かわいそうに。

生理が2ヶ月遅れてたんだって、そんでカルガリー着いたとたん

始まったんだって。相当なストレスだよね。

これからが、家の修理したり物そろえたり大変だと思うけど

家族仲良く元気に生きていってほしい。

またいつかどこかで会えるでしょ~。

「手を広げて写真を撮ると写りがいいよ」かなんか言ってたけど

顔がやたら黒くみえるよ!!

数少ない日本人のなかでも、遊びのノリが合う女の子が一人減るのは

本当に寂しい。

自分の部屋の掃除は下手だけど

よく気がつく、気の利く美人ちゃんのお話でした。


最新の画像もっと見る