涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

帰ってきました

2018-08-14 23:00:00 | 食事

京都国立博物館から京都駅までは、春や秋なら歩くのですが、この暑さ。

たまたまやってきた洛バス(急行)バスで京都駅まで。

京都駅にある「美術館『えき』KYOTO」では「おさるのジョージ」展が開催されていますが、
その宣伝で、記念撮影コーナー、そして開催の看板。

京都駅のいたるところにジョージが居るそうで、それを探すスタンプラリーも開催中です。

美術館にいかないし、スタンプラリーもしませんけど。

実は朝食べてから昼食べていないんですよね。
かなり腹が減ったので、トマトのパスタを食べました。
麺の量はM,L,LLすべて同じ値段です。これはLLサイズ。

バジルの葉が凄く大きいのでそうは見えないですけど、トマトはミニトマトではなくって、中玉のトマトです。

たまたま近鉄京都駅に、奈良行きの伊勢志摩ライナーが停まっていたので、特急料金を奮発してこれに乗って帰ってきました。

部屋に戻ったら夕焼けが始まっていました。

生駒山と夕焼け。

一方東の空はその夕焼けを反射する雲と薄墨のような雲が青空に浮かんでいます。

急いで水シャワーを浴びて、洗濯です。

きょうも夜は雲が出ていて、火星も見えませんし、流星群を観ることができませんでした。


京都国立博物館で二つの特集展示「謎とき美術 最初の一歩」「百萬遍知恩寺の名宝」

2018-08-14 16:00:00 | 美術館・博物館

京都国立博物館では今二つの特集展示が開催されています。

承天閣美術館でもらったちらし。

博物館前の壁に設置されている看板。

特別展ではないので、入館料は520円です。JAF会員証を提示すると団体料金410円です。

明治古都館。現在閉館中です。

噴水、ロダンの考える人と一緒に。

三角破風には毘首羯磨(帝釈天の侍臣で、細工物や建築をつかさどる神)と技芸天(文芸や音楽の神様)。
メダリオンも立派。

平成知新館。

今回の展示もここで開催されています。

一階部分に二つの屏風が飾られており、撮影OKです。

四季山水図屏風

韃靼人狩猟・打鞠図屏風

こんな明るいところに展示して、しかも写真撮影OKな理由は

綴りプロジェクトHP

キャノンの技術を利用して、貴重な文化財の高精細複製品を制作し、オリジナルの文化財をより良い環境で保存しながら、
その高精細複製品を有効活用することを目的としているとのこと。

もうちらしが英語版しかなかった・・・

 

まず1階奥の「謎とき美術 最初の一歩」展へ。

なぜ松竹梅、鶴亀、龍虎、鶴亀、獅子と牡丹なのか、を考える機会になりますね。
こんなものも置いてありました。

そして2階の「百萬遍知恩寺の名宝」展

ここでもらったちらし。


ちょうど今バスに乗ったところがまさに「百万遍」でした。

最初に京都で大学生になった時、知恩寺って知恩院の事かと思っていました。
まあ知恩院も、市バスの206系統に「知恩院前」というバス停があるので、その脇を通ってきたわけですが。

学生時代には秋の古本市以外に境内に入ることはなかったのですが、
こんなにいろいろの素晴らしい物を所蔵していたとは知りませんでした。

学生時代は余裕がなかったんですね。

圧巻だったのは、中国美術の願輝筆蝦蟇鉄拐図。

 

「京都国立博物館だより」が置かれていました。


美術館を出て京都国立博物館まで

2018-08-14 15:00:00 | 観光地

美術館を出て、今出川通りを目指します。

東に神社と鐘楼。

神社は弁才天を祀っているようです。

タチアオイ、もうすぐ咲きそう。

やはりゴロゴロきこえます。
向こうに見えているのが総門、そしてその向こうに今出川通りを隔てた京都御苑の今出川御門。

途中にある光源院。

なぜここに「弘法大師」「不動明王」?そして神変大菩薩(役行者)?

さらに進むと西側に放生池。そこに何種類もの蓮が咲いています。

南と北との雲が全然違います。

総門を出ました。

ここから東へと歩いて東大路へ。25分くらいです。

しかし、この暑さ、バスで向かえばよかった・・・
201系統か203系統なら直ぐだったのに、ついつい貧乏学生時代の事を思い出してしまった。

汗だくになりながら到着。
不思議なもので途中でいろいろ写真を撮ろうとすると、カメラが熱すぎて撮影できません、と表示が出るんですよね。
途中にあったコンビニで冷たいお茶を買って、リュックの中へカメラと一緒に。

東大路と今出川通が交わるところが百万遍交差点です。

まさに京都大学の中。

ここでカメラを取り出すと、撮影が可能になっていました。

自分が京都に居たころは「東一条」というバス停だったのが「京大正門前」に変わっていますね。

ここからは206系統バスに乗って京都国立博物館を目指します。

左手に京大本部、京大教養部、京大吉田寮、右手に京大医学部、医学部付属病院を眺めながら東大路を南下します。

昔住んでいたところは「熊野神社前」の近く。
そしてそのバス停の前には「からふね屋珈琲店」。

学生時代はここの水出しアイス珈琲が好きで、(ダッジコーヒーって言ったかな?)
バイト代が入ると飲みに来たのですが・・・
凄く綺麗になっている。

この辺りではバスは空いていたのですが、
途中のいろいろな観光地があるので、祇園を過ぎるころには満員となります。

大きなキャリーバッグを引く観光客が多いので余計に混雑しております。

五条道、ここは清水寺の観光客が乗降するのですが、結局乗れない人が多数。

国道一号の高架を潜るとそこから道路が大渋滞。

結局40分かかって博物館に到着です。


相国寺天閣美術館で「浮世絵最強列伝」後期展示

2018-08-14 13:00:00 | 美術館・博物館

西にに向かって歩いてつきあたりを左に折れて細い道を歩いてゆきます。

そこに京都らしい家。

ゴロゴロゴロと、雷鳴が聞こえてきます。
空を見上げると南の方に黒い雲。

少し急いで歩いてゆきます。

民家の庭に赤い実をつけた樹。サンゴジュ?

ここを右折すると、相国寺。

道の両脇に相国寺の塔頭が並びます。

公開はされていないので門からちょこちょこ撮影。

塔頭から空に向かって咲く、白いサルスベリ。

暫く行くと、右手に浴室。

さらにその南には鐘。
まだ雷鳴は続いています。

左手に大きな法堂。

東に向かって法堂の北を歩いてゆくと、承天閣美術館への入り口。

美術館への道は緑が一杯です。

美術館が見えてきました。

美術館の入り口の向かって左にソテツ。

今回の美術展のチラシです。

七月八日に前期展示を観に来ているのですが前期・後期完全入れ替えなのでまた観に来たわけです。

展示は6章にわかれています。

 

第一章:江戸浮世絵の誕生ー初期浮世絵版画

無款(杉村治兵衛)、一の谷合戦の平敦盛

無款(鳥居清信ヵ)、市川役者の鬼打豆

 

第二章:錦絵の創生と展開

鈴木春信:お百度参り

勝川春章:九代目市川羽左衛門の暫

 

第三章:黄金期の名作

喜多川歌麿:名所腰掛八景 すだれ

勝川春英:とら屋虎丸 嵐龍蔵

歌川国政:二代目中村仲蔵の松王丸
これはちらしの一面にも使われていますね。

 

第四章:精緻な摺物の流行とその他の諸相

岳亭:龍虎二番

渓斎英泉:日光山名所之内 素麺之瀧

歌川貞広:三代目尾上菊五郎の幽霊薄雲

 

第五章:北斎の錦絵世界

富嶽三十六景 凱風快晴

富嶽三十六景 山下白雨

富嶽三十六景 隅田川関屋の里

詩哥写真鏡 木賊苅

 

第六章:幕末歌川派の隆盛

歌川国貞:役者判じ物 四代目瀬川路考

三代目歌川豊国(歌川国貞):小柳常吉、秀の山雷五郎、荒馬吉五郎

歌川国芳:亀喜妙々

亀の顔は有名な役者のようです。
例えば右下隅の大きな亀は四代目中村歌右衛門。
甲羅に描かれている模様は裏梅模様。歌右衛門の家紋です。

歌川広重:東海道五拾三次 蒲原 夜之雪

歌川広重:六十余州名所図会 阿波 鳴門の風波

歌川広重:名所江戸百景 大はしけあたけの夕立

これはゴッホも模写した有名なものですね。

この浮世絵には初摺、後摺で大きな違いがあるそうです。
この初摺には対岸にある御船蔵(白い壁の建物)、対岸の水面に2艘の小舟が見えていますが、
後摺ではほとんど見えないとか。

前期・後期を通して浮世絵についての知識が深まった気がします。


京都の御霊神社

2018-08-14 10:00:00 | 観光地

 

いつものように朝起きて、水シャワー、洗濯、朝食、洗濯干し。

今日もいい天気です。
若草山~春日山~御蓋山~高円山の上に入道雲、でもさらにその上は秋めいた雲。

若草山。

高円山とその南。

北の山々。

サボテンがグングンと成長、

この前の記事にフウセンカズラに初めて実が生ったと画像を載せたのですが、ピンボケ気味だったので再掲載。

今日はいい天気なので京都の相国寺承天閣美術館での「浮世絵最強列伝」の後期展示を観に行くことにしました。
部屋を出るころにはもう洗濯物乾いています。

近鉄京都線の京都行き急行に乗って竹田駅まで。
そこから京都市営地下鉄烏丸線で。
いつもなら今出川駅で下車するのですが、Yahooで検索すると最寄りの駅は鞍馬口駅だそうです。

竹田駅で京都国際会館行きに乗り込みますが、これ、近鉄の車両ですよね。
ちなみに奈良からは1時間に1本だけ国際会館への直通電車があります。

このあと隣に京都市営地下鉄の列車が滑り込んできましたが、
その列車がラッピング列車でした。

京都駅、四条駅、御池駅など、多くの乗客が乗降し、
鞍馬口駅ではほとんど乗降する人はいません。

鞍馬口、名前が観光客には紛らわしいですね。
ここから鞍馬へはゆけませんから。

そこで駅にこんな注意書き。

駅から地上に上がって。

そこにデイリーヤマザキ。
色が落ち着いていますね。

ここを左に曲がると御霊神社のようなので、行ってみようと思います。
この前実家に帰ったのですが、五条駅からバスで向かう途中にも御霊神社が有ります。

途中にあった猿田彦神社。
奈良公園の猿沢池の西側の道を南に入ってならまちへ進むとそこにも猿田彦神社(道祖神社)があります。

御霊神社が見えてきました。
石の鳥居。そして立派な南門。

あれ?一度来たことがあるような。

「応仁の乱勃発地」の碑を見て思い出しました。

かなりボケてきています。

御霊神社といえば、その名前の通り、祭神は、早良親王をはじめ奈良時代から平安時代に移行する時に、政争に敗れ政治の表舞台から去った方々でした。その方々怨霊を鎮めるための鎮魂の社です。

8月18日の例祭に狂言奉納があるようで、茂山千五郎さんが出演されるそうですね。

南門の両側に二体の武人の坐像。

舞殿。

その奥に本殿。

美しい境内です。

応仁の乱の発端の地の記念碑。

さて、西門から出て、美術館に向かいます。