朝起きるとベランダは雨で濡れていましたが、もう雨は止んでいます。
天気予報によると、今日は夜まで雨は降らず、時々青空がのぞくそう。
ってことで、今日は朝から洗濯物を回してベランダに干して、
午後から歩いて奈良県立美術館で現在開催中の「富本憲吉入門展」へ行くことにしました。
途中JR奈良駅にあるやよい軒で昼食。
「たっぷり野菜の肉野菜炒め定食」
ここではご飯は無料でお代わりできます。
隣の若者は4杯お代わりしていましたが、自分はお代わりせずです。
前に来た時にJR奈良駅の通路に燕が巣を作っていたのですが、
巣は完成していて、巣の中に雛が餌を待っています。
二条大路まで出て、東へどんどん歩いてゆきます。
上り坂が続いて、ちょっとつらい。
奈良県庁、そこの前庭から若草山。
県庁の中を通って北側へ。
そこに奈良県立美術館。
壁には富本憲吉の作品が描かれた広告。
そして県立美術館の正面。
いい香りが漂ってくなぁ~と思うと、北側にくちなしの花。
奈良県が生んだ日本近代陶芸の巨匠・富本憲吉(1886-1963)。郷土を代表する芸術家として、当館では開館以来継続してその創作活動を取り上げてきました。没して半世紀以上過ぎてなお高く評価されている富本ですが、では彼はなぜ「日本近代陶芸の巨匠」と呼ばれるのでしょうか。それを理解するための、富本芸術の入門編として本展を開催します。
富本は楽焼政策に始まり、土焼・白磁・染付と多様な創作活動を展開し、色絵磁器へと作域を広げていきました。その陶業は、独自の模様の探求、造形を通した美の表現、量産の試みといった課題に取り組んだ道のりでもありました。
このたびの展覧会では、初公開となる新収蔵品ほか寄託品も加えた展示を通して、富本の生涯と彼が生きた時代、その作品の特徴や独自性を知るとともに、奈良の歴史・文化を知る機会を提供できれば幸いです。 (ちらしより)
以前の職場への通勤は自動車通勤でした。
富雄川沿いに南へ進み、JR大和路線を渡るのですが、線路を渡る手前で左折して暫く行くと富本憲吉の生誕地、安堵村。
生家は富本憲吉記念館となっていたのですが、いつの間にか無くなって、
今は「うぶすなの郷 TOMIMOTO」となっているようです。
以前2015年の初春にもここで「富本憲吉展~華麗なる色絵・金銀彩~」が開かれましたが、
その時に比べて非常にわかりやすい展示となっていました。
彼とともに作陶に励んだバーナード・リーチは春にアサヒビールの大山崎山荘美術館で美術展が開催されましたね。
手元にチケットの半券があるし、出かけたことも覚えていますが、
ブログに記事にしていませんね。
いい美術展でした。