第29回 日本剪画美術展が6月に有ります。
今年のテーマは「いのち」と自由部門です。
◆慈愛(千手観音と摩天楼)
今年はテーマ部門に「慈愛(千手観音と摩天楼)」を出展する予定です。
震災や苦悩などで、今も多くの人達が心の救いを求めています。
大都会の摩天楼の一つ一つの窓の明かりが、救いを求める心の叫び・・・。
千手観音を絵の中心に配置して、慈愛の心で優しく見守ってくれています。
絵の左上には優しい三日月の明りが千手観音様を照らし、摩天楼には窓の明かりで「命」を灯しています。
大きさ 580x410mm と新聞紙半分ほどです。
本来のモノクロ(白黒)だけで描きました。
千手観音菩薩も斜め横むきにしてより立体感を強調し、その優しい眼差しが心癒されます。
台紙に貼り終え、後は額装(大全紙)するばかりです・・。
●千手観音は「せんじゅかんのん」と読み、変化観音の1つ。正式名称は「千手千眼観自在菩薩」とされ、
千の手をもち、その手にはそれぞれ目があるとされる。
この世の人々をもらさず救おうとする観世音菩薩の慈悲の心と力の広大さを表すものとされる。
自由部門でももう一点作品を創りたいので、3月までに仕上げます。
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