MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

下北沢 囃子(はやし)

2018-12-03 09:58:27 | 音楽が流れる喫茶&BAR
下北沢に行ったので寄ってみた。
駅周辺の区画整理もあって、出口がよくわからなくなってしまい、
たまに行くと方向音痴になりあらぬ方向に出たりしてこまった。

私の地図ソフトはあまりあてにならないので、近場に行ったら、
電柱の番地表示を見ながら探し出す方式。夜なので駅の方向を
見失うとアイコンもなく帰れないので、気にしながら探した。
本多劇場の近くだった。ビルの地下には、ジャズのライブハウスがあり、
その3階にある。
入店時は、カウンターに1組テーブル席に女性が一人。
私は反対側のテーブルに座った。カウンターには、民族音楽風の
ジャケットが出してあった。

夕方だったので、ここの「はやしライス」とアフターにブレンドを
オーダーした。「はやしライス」はなにか特別なものかと思ったが、
ころころの野菜の入ったオームメイドのハヤシライスだった。

フリーJAZZに変わった。見たことある、ミュージシャンのジャケット
(アルバートアイラー?)は出ているけれど、誰のアルバムかわからない。
はやしライスを食べながら、ハヤシライスは日本人が考え出した
メニューという事を思い出した。なかなか美味だった。

アフターの珈琲をいただきながら、流れてるジャズを聴くとはなしに
聴いていた。後ろカウンターに女性が2人とカウンターにも女性が、
先ほどの女性の所にも待ち合わせてたのか女性が。なにかにぎやかに
なってきた。音楽のボリュームが上がっても、他の女性客のおしゃべりの
トーンは落ちない。

アルバムは、オーネット・コールマンのストックホルム・ライブ(BN)
フリー系の1枚。おしゃべりが負けてない(笑)。
まぁ別に会話禁止でもないし、音楽が場に馴染んでたりするからそれは
それでいいかもしれない。私の席のすぐ後ろに、トールボーイタイプの
フロアスピーカーがある。
ベストリスニングポジションは、たぶん、オーナーのカウンター。
カウンターに座る客は常連で、オーナーと話したい人が多いと思われる。
別に常連さんがいなければ、カウンターに座ることも出来るし、
JAZZの話をすることも可能だろう。

フリー系から、次はレイ・ブライアントのソロピアノ。
「アット・モントルー」。ピーターソンやジーン・ハリスでないところが
味噌だ。このアーシーな感じは、好きな人にはたまらない。
私も好きなので、「クバノ・チャント」までしっかり聴かせていただいた。
ブレンドも冷めてきた。次のアルバムを潮に席を立つ。

始まったのは、ニューヨークのロフトジャズのliveアルバム5枚組の
うちの1枚「ワイルドフラワーズ」というタイトルの様だった。

オーナーのアルバムセットは好きだったりする。お客さんもしたいこと
話したいことはなしているし、自由ではある。束縛のない空間なので、
ある意味居心地は良い。そういうわけで、忘れたころにリピートするのだが、
場所も忘れてしまうのが今の所の玉に瑕だ(>_<)。


JAZZと喫茶 囃子(はやし)
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13205836/

中華食堂 SINCE1953

2018-12-03 08:48:50 | COFFEE HOUSE Qs4(飲食店等徘徊)
中華食堂 SINCE1953

創業65年。店は10年前に改築して、
地元の食堂として営業を続けている。

自分の生まれる前から地元のそこで
ずっと営業していて続けられてる凄さ。
出前もしてない様子だし、どのように
続けられたかわからないけれど、採算は
とれていたのだろう。

飲食をやっていた親戚がいて、2代で
やめてしまったケースがあった。
近くに工場があったり、出前も結構でていて
昔ははぶりもよかった。腕も良かったから
美味しい店だった。
しかしながら時代の波には勝てず、高層住宅に
手間暇かかりすぎ1人前の出前は取れず、工場が
地域から撤退、コンビ二の昼食で済ませてしまう。
ワンコインランチ。財布のヒモは硬くなるばかり。
打つ手がなく廃業へ・・・。

リーマンの昼食は1回500円以上かけるだろうか。
難しい世の中。そこまで食べに行かなくても安直に
済ませてしまうのではないだろうか。
飲食業の難しいところだと思う。
美味しいものを出していても、お客さんが来なくては
どうしようもない。

自分がこの地に就職してバス使ってた時には、もう
その店はそこにあったのだ。
たしかに看板出ていて、食堂があるというのは知っていた。
しかしながら、車ないといけない。駐車場もそうあるわけ
でない。30年以上ある事は知っていても行く事はなかった。

この店のバイトさんが、ツイッターで店の存続にご協力をと
つぶやいたことから、県外の遠方からもお客さんがみえたり
することも出てきた。

なっつがこのことを聞きつけ、食べに行ってみようという事に
なった。駐車場は少ないので、止められないことを考えて、
近くのスーパーに入れて、食後買い物をすることにした。
夕飯時、何組かのお客さんが来て食べていた。家族で来て
シェアして食べていた。

当直明けだったので、「疲れてる時は肝を食え」先人の教えに
したがってレバニラと餃子を食べた。なっつは五目焼きそば
だった。リピート出来る店だということはわかった。
美味しい店だった。

存続させるためには、コンスタントにお客さんが入らなくては
ならない。これは難しい問題。コンスタントに行くための要件も
客にいろいろあるから。・・・。店側ではお客の入りによっては
店をたたむことも致し方ないと考えている様子。

バイトさんのツイッターが功を奏すか。
美味しい店ではあるのだけれど、食べ物商売の難しさがある。