ジミー桜井ドキュメンタリー映画『Mr. Jimmy --ミスター・ジミー』
レッド・ツェッペリンにすべてを捧げた男
市内の映画館に音楽映画を見に行くのがここ近年のブームになっている。
レンタル店が退店していく中で、ネットの映画が見られるところと
契約するほど作品を見る余裕もないので、決め打ちで見に行く。
レッド・ツェッペリンといえば、中・高時代流行ったハード・ロック・グループの一つ。
あの頃はディープ・パープルか、ツェッペリン。プログレッシブだったら、
ピンク・フロイドだとか、イエス、ELPとか知ってたらその方面のやつと
話ができた。それ以上知ってると、その方面のマニアになってそれ以上のマニアと
付き合うことになる。それはフォークでもロックでも同じで、情報が限られていたし
欲していた。そんな雑食性の時代の音楽ファンはいつまでたっても変わらない。
個人的にはヒット・チャートに乗ってくるような曲は知っていたけれど、それ以上
知ることはなかった。アルバム買うわけでもないし、ラジオでたまたま聞くくらいが
関の山だった。当時ロック・ギタリスト(エレキ)では、3本の指に入っていた。
クラプトン・ベック・ペイジ。多分エレキやってる当時のアマチュアは一回は
通り過ぎた方たちだろうと思う。個人的にはエレキやってなかったので、聴くに
とどまったけれど、知人などは、よくコピーしていた。今回の主人公はそれが
極限まで至った方なのだろうと思う。ご本人からOKが出てしまうほどのこだわり様。
オリジナリティーは度外視、ペイジになりきることが自分の人生と言い切る感じの
生き方をされている。そこに自分はない。ペイジになりきることしか今回の人生の
目的はないというような感じ。その方の人生だから、口をはさむことはないのだけれど、
ここまで徹底して本人に成りきるのは、本当にその人が好きでなければできない。
音楽に心酔するだけではできない相談。一本筋が通っており、それを曲げることはない。
メンバーがそうならなければ、新しいメンバーを探す。自己鍛錬も怠りなく、
新しいVerが出れば研究する。努力を惜しまない。本人に成るということは
そういうことなのだということをまざまざと見せつける。何か、武士というのが
そういうのならば、それかもしれないと画面を見ていて思った。
音楽・ファッション・ステージ・マナー。コピーというかなりきりが半端なく、
ここまでくれば本当に大したもの、これは本人もOK出さざるを得ないところまで
進んでいる。これがドキュメンタリーとして映画化された。現在、ご本人は
還暦を過ぎて、まだ気力は落ちておらず活動は続いている。
ギターを弾くことだって、オリジナルVerだけでなく、何年のどこどこのもの
といってすぐ弾き始められる凄さ。年度の違いを弾き分けられる。基本的に
耳もいいのだろうと思う。音が取れるのだから。頭も同様に・・・。
再現芸術のクラシックだってここまではしない。真似は推奨されないからだけれど、
ツェッペリンの再現芸術を極めるつもりで取り組んでいるようなところがある。
現在では自己のバンドを持ち、それ以外にもオリジナル・ドラマーの息子さんが
率いるバンドのギタリストとしてジミーを演じている。特異な人生経験を
積んでいるけれど、世の中こんな人もいるということで・・・。探求心と
パワーとモチベーション。印象的なドキュメンタリーだった。
彼が持っている楽器類もペイジと同様なものを所持している。当時のギターや
アンプなど。その当時の音を出すには当時のものが必要というのはお約束らしい。
ビートルズのコピー・バンドが60年代の楽器やVOXのアンプを使っているのも
そういうことらしい。オーディオでもJAZZレコードには当時の真空管アンプと
いうこだわりを持つ方もいる。いろいろだ。
彼の当時の楽器でいえば、アコギは1960年代、ペイジは量産品の
ハーモニー社「ソブリンH1260」。あとはマーチンではD-28かな。
もしかするとビートルズと同じ、ハカランダ・サイド・バックかも・・・。
エレキはよくわかりません。ギブソンのレスポールは有名ですね。
あとダブルネック(6弦と12弦が一つのボディーについているという、
いかにも重そうな楽器)もギブソンでした。
レッド・ツェッペリンにすべてを捧げた男
市内の映画館に音楽映画を見に行くのがここ近年のブームになっている。
レンタル店が退店していく中で、ネットの映画が見られるところと
契約するほど作品を見る余裕もないので、決め打ちで見に行く。
レッド・ツェッペリンといえば、中・高時代流行ったハード・ロック・グループの一つ。
あの頃はディープ・パープルか、ツェッペリン。プログレッシブだったら、
ピンク・フロイドだとか、イエス、ELPとか知ってたらその方面のやつと
話ができた。それ以上知ってると、その方面のマニアになってそれ以上のマニアと
付き合うことになる。それはフォークでもロックでも同じで、情報が限られていたし
欲していた。そんな雑食性の時代の音楽ファンはいつまでたっても変わらない。
個人的にはヒット・チャートに乗ってくるような曲は知っていたけれど、それ以上
知ることはなかった。アルバム買うわけでもないし、ラジオでたまたま聞くくらいが
関の山だった。当時ロック・ギタリスト(エレキ)では、3本の指に入っていた。
クラプトン・ベック・ペイジ。多分エレキやってる当時のアマチュアは一回は
通り過ぎた方たちだろうと思う。個人的にはエレキやってなかったので、聴くに
とどまったけれど、知人などは、よくコピーしていた。今回の主人公はそれが
極限まで至った方なのだろうと思う。ご本人からOKが出てしまうほどのこだわり様。
オリジナリティーは度外視、ペイジになりきることが自分の人生と言い切る感じの
生き方をされている。そこに自分はない。ペイジになりきることしか今回の人生の
目的はないというような感じ。その方の人生だから、口をはさむことはないのだけれど、
ここまで徹底して本人に成りきるのは、本当にその人が好きでなければできない。
音楽に心酔するだけではできない相談。一本筋が通っており、それを曲げることはない。
メンバーがそうならなければ、新しいメンバーを探す。自己鍛錬も怠りなく、
新しいVerが出れば研究する。努力を惜しまない。本人に成るということは
そういうことなのだということをまざまざと見せつける。何か、武士というのが
そういうのならば、それかもしれないと画面を見ていて思った。
音楽・ファッション・ステージ・マナー。コピーというかなりきりが半端なく、
ここまでくれば本当に大したもの、これは本人もOK出さざるを得ないところまで
進んでいる。これがドキュメンタリーとして映画化された。現在、ご本人は
還暦を過ぎて、まだ気力は落ちておらず活動は続いている。
ギターを弾くことだって、オリジナルVerだけでなく、何年のどこどこのもの
といってすぐ弾き始められる凄さ。年度の違いを弾き分けられる。基本的に
耳もいいのだろうと思う。音が取れるのだから。頭も同様に・・・。
再現芸術のクラシックだってここまではしない。真似は推奨されないからだけれど、
ツェッペリンの再現芸術を極めるつもりで取り組んでいるようなところがある。
現在では自己のバンドを持ち、それ以外にもオリジナル・ドラマーの息子さんが
率いるバンドのギタリストとしてジミーを演じている。特異な人生経験を
積んでいるけれど、世の中こんな人もいるということで・・・。探求心と
パワーとモチベーション。印象的なドキュメンタリーだった。
彼が持っている楽器類もペイジと同様なものを所持している。当時のギターや
アンプなど。その当時の音を出すには当時のものが必要というのはお約束らしい。
ビートルズのコピー・バンドが60年代の楽器やVOXのアンプを使っているのも
そういうことらしい。オーディオでもJAZZレコードには当時の真空管アンプと
いうこだわりを持つ方もいる。いろいろだ。
彼の当時の楽器でいえば、アコギは1960年代、ペイジは量産品の
ハーモニー社「ソブリンH1260」。あとはマーチンではD-28かな。
もしかするとビートルズと同じ、ハカランダ・サイド・バックかも・・・。
エレキはよくわかりません。ギブソンのレスポールは有名ですね。
あとダブルネック(6弦と12弦が一つのボディーについているという、
いかにも重そうな楽器)もギブソンでした。
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