MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

「音楽もって街に出よう」

2020-01-16 18:35:15 | 音楽夜話(音楽一般)
昨今、オーディオの主流になりつつある、
モバイル向けのイヤホン。

「音楽もって街に出よう」というのが、すすんんでいるのですね。
昔は自宅で、オーディオセットの前に座ってが、当たり前でしたが、
そのような過去を知らない世代の方が多くなってきたのかもしれません。

BOSEが、直営店を閉める決断をし、スマホにネット経由で音楽を
配信するようになり、CDが売れなくなりスピーカー類が必要なくなると
直営店もいらなくなるということなのか。

それだから生の音が聴けるコンサート・ホールを残しておく必要があると、
カラヤンは言った。

空気を震わせて音楽を聴く重要性はそれを体験したものでないとわからない。
レコード・オーディオが廃れないのはそのあたりの歴史や、メリットを知っている層が
まだいるからだ。ハイエンド・オーディオでなくてもいい。
その聴いた時の感覚は残り、また聴きたいと思う。
デジタルとはまた違うものなのだ。

私なども他人にとっては騒音になってしまうものも、空気を震わせて聴きたいときは
その聴ける場所に行って聴くようにすることがほとんどになった。
普段は、デジタルのヘッドホン・イヤホンリスニングになっている。

カラヤン40代グールド20代。ベートーヴェンの3番の協奏曲。

2020-01-16 17:33:44 | 音楽夜話(クラシック)
カラヤン40代グールド20代。ベートーヴェンの3番の協奏曲。

上司と部下ではないけれど、どのようなやり取りの後
このような演奏になったのだろう。
57年と言えば、私の生まれた年。
このような年にこの様な演奏。バース・イヤー的な
気になり方はある。


50年代のカラヤンはフィルハーモニア管から、ベルリン・フィルに
移った年代。移って間もない時期の演奏だったのかもしれない。
グールドも、56年にデビューして、活動も開始したばかりか。

若いという事もあるけれど、カラヤンの演奏自体もさほど後年の
磨き上げたレガートというわけでもない感じで、早めのテンポで、
颯爽(さっそう)として、演奏に古さを感じさせない。

フィルハーモニア時代のイメージがある。
ベルリン・フィルはその前の時代の指揮者の色が抜けきっていない部分も
有るだろうけれど、カラヤンの颯爽感についていってる様な感じがする。

グールドもソロ曲で見せる唯我独尊的なスタイルも、まだ、そこまで
作り上げられているわけではなく、協奏曲として、どのように
ベートーヴェンを表現していくか、考えながら向き合っているような
ところが感じられた。指も本当に良く回っているけれど、音楽のための
技術であることが感じられた。

終楽章がやはり聴きもので、熱さが感じられる。
ライヴのいいところで、この二人からその熱が感じられるとは
思わなかったので、何かうれしかった。モノラル録音で電気的に
再生されているものだけれど、それが感じられるところは、当たり前だけれど
人がべートーヴェンの作品と向き合っているのだという事なのかもしれない。

Beethoven: Piano Concerto No. 3, Gould & Karajan (1957)
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 グールド&カラヤン
https://www.youtube.com/watch?v=4wi6RRd5MXw

Bill Evans Solo Sessions I-II (1963 Albums)

2020-01-16 14:24:12 | 音楽夜話(ジャズ)
Bill Evans Solo Sessions I-II (1963 Albums)

エヴァンスのソロはあまり聴かなかったな。
ゆったりめのテンポに、限られた音数。
エヴァンスらしいアプローチ。
御膳立てはそろっている。
後は、聴くだけだ。

聴くのはウイスキー・グラスと夜半ごろがいいのかな。
今は、午後だけど、まったりしている。
コーヒーをすすりながら時間を過ごしている。
エヴァンスの音の使い方は、魔術師のように素敵だ。
2枚があっという間に過ぎた。

Vol I:
0:00 "What Kind of Fool Am I?" [Take 1] (Bricusse, Newley)
6:17 "Medley: My Favorite Things/Easy to Love/Baubles, Bangles, & Beads" (Borodin, Wright, Forrest)
18:51 "When I Fall in Love" (Heyman, Young)
21:52 "Medley: Spartacus Love Theme/Nardis" (Alex North)
30:27 "Everything Happens to Me" (Adair, Dennis)
36:15 "April in Paris" (Duke, E. Y. Harburg)

Vol II:
42:06 "All the Things You Are" (Hammerstein II, Kern)
51:14 "Santa Claus Is Coming to Town" (Coots, Gillespie)
55:53 "I Loves You Porgy" (Gershwin, Gershwin, Heyward)
1:01:44 "What Kind of Fool Am I?" [Take 2] (Bricusse, Newley)
1:08:31 "Love Is Here to Stay" (Gershwin, Gershwin)
1:12:33 "Ornithology" (Harris, Parker)
1:18:08 "Medley: Autumn in New York/How About You?" (Duke, Freed, Lane)

Bill Evans Solo Sessions I-II (1963 Albums)
https://www.youtube.com/watch?v=H6LRUFzS_4o