MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

音楽切手

2024-07-11 08:16:54 | 音楽夜話(音楽一般)
音楽切手。




世の中には収集家という方々があり、音楽関係でも
楽器から音楽家、演奏家に関するもの、ありとあらゆるものが
対象になる。
一般的にわかりやすいのは、レコード・CDなどの鑑賞対象のもの、
楽器などがあげられるが、世の中には郵便対象の切手というものがあった。
これも収集家がいて、そのなかでも「音楽切手」というジャンルがあるのだそうだ。


それを一冊の文献にしてあるのを図書館から借りてきた。
「音楽切手」という収集ジャンルがあり、世界中にそれらの
切手が存在する。クラシック、ジャズ、ポピュラーなどジャンル
問わず、多分有名音楽家・演奏家・作曲家などがその対象になっていると思われる。
日本でも、郵便関係の専門家のデザイナーがデザインした切手が出回っている。
音楽関係の記念日、などもその対象となっており、集配局の日印(日付の印)
などもある。肖像がデザインされているものがおおいかもしれない。
この書籍はクラシック中心に編纂されているけれど、これが、例えば
ポピュラーなどに手を広げたら、多分大変なことになるかもしれない。
例えば、ビートルズとかエルビスプレスリー・フランク・シナトラ、
マイルス・デイヴィスなど、名前と切手で検索駆けると、色々出てくる。
世の中狭い。 使用済みなのか、未使用なのかシートなのか1枚なのか、
いくらくらいのものなのか、見当つかないけれど、その道の方は
色々手を尽くして入手しているようだ。ファンならなおさら。
80円時代に小澤征爾氏のものが発行されていた。


収集癖のある方がのめり込むのも、わからないではない。
聴くだけでない音楽の趣味。いろいろありそう。


音楽・切手の366日 平林 敏彦 著 薬事日報社(2006)



サンプル


日本郵便
楽器シリーズ 第1集
https://www.post.japanpost.jp/kitte/collection/archive/2018/1206_01/index.html


楽器シリーズ 第2集
https://www.post.japanpost.jp/kitte/collection/archive/2019/1206_01/index.html





ミッコ・フランク指揮 フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 マーラー交響曲第4番他

2024-07-11 05:39:03 | 音楽夜話(クラシック)
7・11


03:00-05:30 20.00-22.30 FranceMusique


マーラー:亡き子をしのぶ歌
同:交響曲第4番 ト長調
オーケストラ・アンコール
グリーグ:ペールギュント第二組曲よりOp55-4「ソルヴェイグの歌」




メロディー・ルルジャン Melody Louledjian(ソプラノ)
マリアンヌ・クレバッサ(メゾソプラノ)
ミッコ・フランク指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
2024年7月10日 モンペリエ、ルコルムから生中継


より、マーラー4番
随分長い間があって終演の拍手が始まる。ヨーロッパのコンサートは
時折、そういうときがある。音源だけだと何かあったのかと思うが、
特にそういうことはなく、聴衆の感動というか思いが深いときに
そういうことが起こるようだ。日本の様なフライングブラヴォーとか
はなく、聴衆の歴史を感じる一瞬だったりする。
マーラーの4番久々に聴く。あまり間を置かないで聴いていると
何か満腹感があって、時間を置かないと聞けない1曲になっている。
今回はテンポゆっくり目に設定している感じがあった。終楽章の
Voに向けているようなところがあり、その設計は間違いではない
感じがした。長い拍手のあと、アンコールをねだるような手拍子に変わった。
そんな光景はこの曲についてはあまりなかったけれど、ミッコ・フランク
(フィンランド)は北欧生まれのグリーグでそれに答えた。



7月10日生まれのジャズマン リー・モーガン

2024-07-11 05:16:18 | 音楽夜話(ジャズ)
7月10日生まれのジャズマン リー・モーガン


Lee Morgan (Trumpet) was born in Philidelpehia, PA, 1938–1972. 生誕86周年 没後52年


波乱含みな人生だったけどこれもJAZZな人生。感情豊かで繊細な演奏。
トランペットを吹くために生まれたような人生。それを全うして後世に
語り継がれる。音源は数多くあり、他者のリーダーアルバムにもその名が
あると、ファンはその音を聴き、ほかの音源もあたりたくなるという
プレーヤー。
中学生のころ、「ザ・サイドワインダー」という横文字がかっこいい」
トランペットの曲を聴いた。JAZZ ROCKみたいな曲調でかっこよかった。
その頃はジャズも何もわからなかったし、ただ「サイドワインダー」という
横文字が、習いたての英語みたいにかっこよかった。
演奏者のリー・モーガンという名前も何かかっこいい響きがして
耳に残ったのを覚えている。


The Sidewinder
https://www.youtube.com/watch?v=NHN6-yWFKPc&list=OLAK5uy_nVfAyv_A7e-wvhSKyzLRv-6Wep23JiidM




JAZZさくらに時折でてくる「吾妻光良 & The Swinging Boppers」の
アルバムの中で、
「Seven & Bi-decade The Great Victor Masters 2003-2006」に「The Sidewinder」としてこの曲を収録した。(wiki)。
ユーモアとペーソスあふれた吾妻さんに惹かれたバッパーズは
このようなアレンジも施している。いい悪いは別として、個人的には
OKだったりする。

The Sidewinder (youtube.com)


ヨン・ストールゴーズ指揮BBCフィルハーモニック ブルックナー交響曲第5番他

2024-07-11 04:49:15 | 音楽夜話(クラシック)


7.10
03:30-05:45 19.30-21.45 BBC3




ヴェンナコスキ:緑青 Verdigris
シベリウス:交響詩「ある伝説」 op.9
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
ヨン・ストールゴーズ指揮BBCフィルハーモニック
2024年4月27日 マンチェスター、ブリッジウォーター・ホール


より、ブルックナー5番。


久々のブル5。以前ブルックナーの交響曲のパイプオルガン版を聴いたことがあった。
ストップの使い方、全休止などはオルガンの得意とするところ。
5番などはオルガン版があっても一番似合う曲になるのではないかと
思ったりする。金管がパイプオルガンの様な鳴りをするのが
面白かったりする。イギリスのオケはパワーがあり、ジェントルとは少し違うと
指揮者の山田和樹氏は述べている。私はジェントルと思っていたが、
鳴らすときは鳴らすよみたいなところがあるそうだ。鳴らさないとならないデッドな
会場が多いということもありそうだけれども。そういう風に見ると、割と
ガンガンこの曲などでは行っているところがある。アンサンブルは緻密に
仕上がっているようで、まとまりもよさそうだ。3楽章なども違う色合いを
見せてくれた。5番は聴き進んでいくとその面白みが少しづつ感じられてくる。
自分にとっては、そんな時間のかかる曲。