MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ジャズさくら ブラインドホールドテスト 峰厚介

2024-07-23 17:08:37 | 音楽夜話(ジャズ)
ジャズさくら ブラインドホールドテスト 峰厚介




昔、この方の野外ライブを聴いたことがあった。
カルテットくらいのメンバーでバリバリ吹いていた。
この方80歳。まだプレイしているのかな。
さくらで流れたのは、8年ぶりのリーダー作で2019年に
リリースされたもの、70歳代の作品。なかなか
パッションのあるもの。日本のジャズという感じが
するけれど、昇華された音楽がそこにある。
脱力できていて、やはりすごい人だったんだという
ことがわかる。あの時より深化されているよな。


Bamboo Grove 峰厚介
https://www.youtube.com/watch?v=Y1OF4pE3M7E&list=OLAK5uy_m7Kg0U6QAq5PhuN8sj5OANzI6fGLLmzC0&index=1


【証言で綴る日本のジャズ】 峰 厚介|はじまりは合唱とクラリネット (ARBAN)
https://www.arban-mag.com/article/28436/5



7月22日生まれのジャズマン ビル・パーキンス/ジュニア・クック/アル・ヘイグ/アル・ディメオラ

2024-07-23 17:04:18 | 音楽夜話(ジャズ)
7月22日生まれのジャズマン ビル・パーキンス/ジュニア・クック/アル・ヘイグ/アル・ディメオラ




Bill Perkins (Tenor Saxophone) was born in San Fransisco, CA, 1924–2003. 生誕100周年 没後21年


ウエストコースト・ジャズの人気者。
テナー・クラリネット・バス・クラ・フルートを持ち替えでこなす。
音源にあたったことはなかったけれど、パシフィック・ジャズなどのレーベルに
吹き込んでいる。「ジャスト・フレンズ」というアルバムは3人のサクソフォニストの
共演だけれど、ペッパーのアルトは場合により聞き取れたりするのだけれど、
ピル・パーキンスとリッチー・カミューカが絡むとどちらがどちらだかわからない。
こういう場合はライナーに書いてあるとありがたいけれど、不明のまま聴いている。
なかなかそそるアルバムですね。


Just Friends with Art Pepper & Richie Kamuca Bill Perkins
https://www.youtube.com/watch?v=kZsCldvocms&list=OLAK5uy_lmwHwhGIqFRYbib8gfJroqNEeIG9uSjrI&index=1


Alto Saxophone – Art Pepper
Bass – Ben Tucker, Red Mitchell
Drums – Mel Lewis
piano– Hampton Hawes, Jimmy Rowles
Tenor Saxophone – Bill Perkins, Richie Kamuca
Tenor Saxophone, Bass Clarinet, Clarinet, Flute – Bill Perkins
Recorded October 29, 1956 & November 12, 1956


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Junior Cook (Tenor Saxophone) was born in Pensacola, FL, 1934–1992. 生誕90周年 没後32年


ハード・バップの時期に活躍している。ブルーノートなどのレーベルにサイドメンとしても使われて
いることも多かった。それらの諸作で彼の音を聴くことができる。
今日はそれとは別の世界のもの。歯切れのよいハードバップが聴ける1枚。


Junior's Cookin'
https://www.youtube.com/watch?v=IEA5HEDvP8s&list=OLAK5uy_mxeRMS3JuKTMNDIDRNRzrwd_leo-rd8XM


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Al Haig (Piano) was born in Newark, NJ, 1922–1982. 生誕102周年 没後42年


アル・ヘイグと言ったら「インヴィテーション」一択。ジャズ・オーディオ評論の寺島氏は
これを選ばず、もっと前の、彼の本領発揮したようなアルバムこそがベストといって
いらっしゃるが、個人的な毒気の抜けた彼も、またよし、としているので、これを毎回選ぶ。
トップの「ホリー・ランド」シダー・ウォルトン作が耳タコくらいに聴いていた。
個人的愛聴盤の1枚。




Invitation
https://www.youtube.com/watch?v=YcVLK3B17cI&list=OLAK5uy_kta4rTNAQJaADf_qVbK1zRbvQSXlTYIc8


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。、、


Al Dimeola (Guitar, Guitar-Electric) was born in Jersey City, NJ in 1954.  70歳おめでとう。




ギターのスリリングな世界を体現している一人。これだけうまい人が活動を続けているのは
うれしい限り。


Friday Night in San Francisco
https://www.youtube.com/watch?v=bhK_GFNq0N0&list=OLAK5uy_m3G0kqZEHRlJQRaPDPm24JHgr3sDg9Dmo



マーク・エルダー 指揮 ハレ管弦楽団 マーラー5番

2024-07-23 17:00:56 | 音楽夜話(クラシック)
7・22


03:30-06:00 19.30-22.00 BBCRadio3 BBC Proms
Prom 4: Sir Mark Elder conducts Mahler’s Fifth


ジェイムズ・マクミラン(James MacMillan):
ティモテウス、バッカスとチェチーリア Timotheus, Bacchus and Cecilia


マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調


ハレ児童合唱団 Hallé Children's Choir
ハレ・ユース合唱団 Hallé Youth Choir
ハレ合唱団 Hallé Choir
ハレ管弦楽団 Hallé
指揮:マーク・エルダー Sir Mark Elder
2024-07-21 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継


よりマーラー5番。
ハレ管弦楽団といえばイギリスで伝統のある楽団。
指揮者のマーク・エルダーは、23年までのシーズンの
音楽監督で交代の予定があるようだ。プロムスが
花道かもしれない。それでのマーラー5番。
アダージエットも深く歌い、なかなかな演奏だった。
5番はステージにかかる回数も多く、いろいろな団体が
競って演奏する演目の一つだけれど、全体的にまとまって
一体感のある演奏というのはなかなか当たらないけれど、
その意味では今日の様な演奏はそれにあたるのかもしれない。
プロムスとはいえ侮れない。

張浩謙(チャン・ハオチェン)張昊辰(ピアノ) ナタリー・シュトゥッツマン指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ベートーヴェンP協5番 交響曲第7番

2024-07-23 16:51:53 | 音楽夜話(クラシック)
7・22
02:00-04:00 13.00-15.00 WRTI


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」
ソリスト・アンコール:リスト超絶技巧練習曲集 S139/R2b No. 12変ロ短調 "雪あらし"


同:交響曲第7番 イ長調 op.92
張浩謙(チャン・ハオチェン)張昊辰(ピアノ)ナタリー・シュトゥッツマン指揮フィラデルフィア管弦楽団
2024年2月29日-3月2日 フィラデルフィア、ヴェライゾン・ホール




チャン・ハオチェンは90年生まれの34歳。若いころのキムタクに
似ている写真もある。皇帝は何かヴィルトオーゾ風の演奏をしていて
キラキラ輝いているようなピアノトーン。若い力を発揮している。
「皇帝」の雰囲気あり。シュトゥッツマンの指揮も意気上がるような
気分があり頑張っている。


それに輪をかけるような7番であるといいなぁと思いながら聴いていた。
出だし1発目のティンパニーでそれは決まった。いいじゃないか。
ゆっくりと曲は進む。馬車のテンポ。フィラ管の厚みのある演奏がいい。
怒涛の終楽章はテンポアップ。熱気のある取り組みで、膨らましている。
終演後は会場は歓声で満ち溢れていた。7番はこうでなくてはという感じ
の演奏。シュトゥッツマンやるなぁ。



デニス・コジュヒン(ピアノ)ハイメ・マルティン指揮クイーンズランド交響楽団 ラヴェルクープランの墓・ラフマニノフパガニーニ・ラプソディ・ブラームス4番 

2024-07-23 16:22:46 | 音楽夜話(クラシック)
7・21
12:00-14:00 13.00-15.00 ABC


ラヴェル:組曲「クープランの墓」
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 イ短調 op.43
(アンコール)チャイコフスキー:子供のアルバム op.39~第24曲「教会にて」


ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
オーケストラ・アンコール:シューベルト・軍隊行進曲第一番ニ長調D733、Op51


デニス・コジュヒン(ピアノ)ハイメ・マルティン指揮クイーンズランド交響楽団
2024年6月24日 ブリスベン、クイーンズランド・パフォーミング・アーツ・センター内コンサートホール


ハイメ・マルティン(1965年スペイン)59歳。スペイン国立管弦楽団の
首席客演指揮者就任(2022/2023シーズンから)という。クイーンズランド交響楽団は、
オーストラリアの楽団。久々南半球のオーケストラ。
ラヴェルはアベレージは超えてきたものの、それほど個性的な
演奏でなく、標準的なアプローチな感じ。


デニス・コジュヒン。ロシアの男性ピアニスト。1986年生まれの38歳。
ラフマニノフのパガニーニラプソディーは、ピアニストの個性に持ってかれた
様なところがあった。情熱的な演奏が際立った。




後半の4番は標準的な演奏という感じで、聴きやすかった。
感情に流されるようなこともなく、抑制も効いていて、でも、聞かせどころは
外さないような演奏