MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

10月18日生まれのジャズパーソン アニタ・オデイ ウイントン・マルサリス

2024-10-30 21:30:54 | 音楽夜話(ジャズ)
Today's Birthdays
Born on this day, October 18th…


Anita O'Day (Vocals-Lead) was born in Chicago, IL, 1919–2006.生誕105周年 没後18年


アニタといえば、まず、「真夏の夜のジャズ」の昼のステージに立って歌う彼女にJAZZを感じた。
それが、多分、大きく彼女の記憶になっている。


Anita O'day - Tea for Two / jazz on a summer's day newport festival 1958 (HD)
https://www.youtube.com/watch?v=13qEVKujGDw&t=22s


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Wynton Marsalis (Trumpet) was born in New Orleans, LA in 1961.63歳おめでとう。


いろいろ言われながらも還暦過ぎてしまった。最近ではクラシック畑の作曲活動も活発で、
二足3足の草鞋も履いている。活動ぺーズも落ちていなさそう。ある意味頑張ってほしい
歴史の証人になるべくしてなる人なのかもしれない。


Swing Symphony
https://www.youtube.com/watch?v=DpRP5eVBUSI&list=OLAK5uy_kIiwYuRkxVlFvZluPMENnVw8Oq-JUVWKw



ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)佐渡裕指揮ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団 ガーシュイン シェーンベルク

2024-10-30 21:13:21 | 音楽夜話(クラシック)
10・19


03:00-04:55 20.00-21.55 ORF


ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ調
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」 op.5


ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)佐渡裕指揮ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団
2024年8月16日 グラフェネッグ、ヴォルケントゥルム


ブッフビンダーのガーシュインはよかった。どちらかというと
ドイツロマン派辺りが上手いのかと思っていたけど、プロはそんな
こともなく、何気に弾きこなしている。すごい。
シェーンベルクは映画音楽みたいに響いた。
佐渡さんも結構いろんな曲を挑戦してますな。



レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン) サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮イェーテボリ交響楽団 チャイコフスキーVn協 ホルスト惑星

2024-10-30 21:02:56 | 音楽夜話(クラシック)
10.18


03:00-05:00 20.00-22.00 SRP2


チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ソリスト・アンコール:バッハ・パルティータ第1番ロ短調よりサラバンド


ホルスト:組曲「惑星」 op.32
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮イェーテボリ交響楽団および女声合唱団
2024年5月25日 イェーテボリ、コンサートホール


レオニダス・カヴァコスのチャイコフスキーは剛演だった。それがいい悪いという
ことではなく彼の持ち味としてそういうアプローチをしているのかもしれない。
あのスピードで聴かせに掛かるのはなかなか至難の業だけれど、彼はそれを
やり遂げていた。


「惑星」が今年随分プログラムに乗り聴けることが多かった。
なぜなにと思っていたら、ホルスト生誕150周年ということだった。
それにちなんで演奏される機会を多く持っているらしい。
難曲だと思うし、編成も大きいからいつでもできるわけではないから
こういう時を狙ってしているのかもしれない。
ロウヴァりは手堅く曲をまとめていたし、火星のダイナミックさを
顕著に出していたし、金星・水星のアンサンブルもうまく決めていた。
手堅いというのはこういう曲でもきちんと演奏できる実力があると
思えることだった。木星も少しテンポをいじっているが、許容範囲なの
かもしれない。ロウヴァりは現在イェーテボリ交響楽団の首席指揮者に
なっている。セルジュ・コミッショーナ、シャルル・デュトワ、
ネーメ・ヤルヴィ(父)、グスターボ・ドゥダメル、ケント・ナガノ、
などが名を連ねている。ここのホールは音響もいいという話が
wikiにあった。録音もすっきりして聴きやすかった。
土星の老獪さ、聞かせどころがわかった上での演奏の様で引き込まれた。
天王星のある意味の軽さがよかった。
海王星神秘的な空間が形成され覆われた。雰囲気の伝わる演奏で、音が無くなって拍手まで
かなり時間があってこれも良かった。宇宙を体験できた。

10月17日生まれのジャズマン バーニー・ケッセル

2024-10-30 00:49:29 | 音楽夜話(ジャズ)
10月17日生まれのジャズマン バーニー・ケッセル


/Born on this day, October 17th…


Barney Kessel (Guitar) was born in Muskogee, OK, 1923–2004. 生誕101周年 没後20年


ポール・ウイナーズで鳴らし、名盤参加もあり名は残る。
コード・プレイとシングルノートとのブレンド具合がいい。誰でもできるわけではないし
彼の持ち味として血肉になっているところが聴き手に入っていくのだろうと思う。


The Poll Winners + The Poll Winners Ride Again (feat. Shelly Manne, Ray Brown)
https://www.youtube.com/watch?v=nekIntcGIiI&list=OLAK5uy_mhma1miUv5v9lR0LZW9FkI1Aez7N5-eHo&index=1



アウグスティン・ハーデリヒ(ヴァイオリン) シモーネ・ヤング指揮シドニー交響楽団 ブルックナー8番初稿

2024-10-30 00:46:16 | 音楽夜話(クラシック)
10・17


11:00-13:00 13.00-15.00 ABC


メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
(ソリスト・アンコール):E.T.ラウズ Ervin Thomas Rouse:オレンジ・ブロッサム・スペシャル


ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(1887年版)




アウグスティン・ハーデリヒ(ヴァイオリン)
シモーネ・ヤング指揮シドニー交響楽団
2024年3月9日 シドニー、オペラハウス内コンサートホール


このところ大曲の前にもそれなりの名曲を演奏プログラムに
持ってくるところが多くなった。以前は、今回であれば
8番1曲でおなか一杯というところでもあるのだろうけれど、
最近は詰め込みすぎかと思う感じで、前段がある。


しかしながら、Vnも達者で聴かせに掛かる。メンデルスゾーンの
旋律が染みてくる頃に終わる。会場は沸いている。
アンコールのブルーグラスのフィドルトーンが面白かった。
クラシックの奏者でも書き譜があるのだろうけれど、
巧みにフィドルを演じているところが矢張りプロだ。


シモーネ・ヤングは確かブルックナーの全集を作っている人。
長い8番も手の内で、破綻のない作りを提出してくる。2008年に
ハンブルグ・フィルとライブ・レコーディングしている。
ある意味安心して聴けるところが、ポイントなのかもしれない。
何も足さない何も引かないというCMがあったけれど、
それをするのは何気に難しいと思われる。
スケルツォは割とあっさり過ぎていった。終楽章の終わり方が
初稿は少し違うのだな。彼女が使ったのは初稿の方だった。
会場はブラヴォーが出た。オーストラリアも燃えていた。