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マリア・ジョアン・ピレッシュ ピアノ トレバー・ピノック 指揮 フランス国立管弦楽団 シューベルト5番 モーツァルトp協9番 ハイドン太鼓連打

2023-09-30 10:52:02 | 音楽夜話(クラシック)
9月29日


シューベルト
交響曲第5番変ロ長調D485


モーツァルト
ピアノと管弦楽のための協奏曲第9番「ジュノム」
ソリストアンコール バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ長調
BWV1056第二楽章「ラルゴ」


ヨーゼフ・ハイドン:交響曲第103番「ティンパニ・ロール」
(太鼓連打)。


マリア・ジョアン・ピレッシュ ピアノ
トレバー・ピノック 指揮
フランス国立管弦楽団

2023年9月28日 パリ・フランス放送オーディトリアムから生中継


シューベルトの5番は耳あたりのいい曲で人気も高い。あまり普段聴くことは
ないけれど、時々このように耳にするといい曲だと思う。
後期の作品のような瞑想感はないものの、この時期だから書けたのではないかと
思われる。そんな印象を持った。


モーツァルトの「ジュノム」は、タイトルがついているので、初期のものでも
演奏される機会は多いのではないかと思う。
ハイドン、モーツァルト、シューベルトは同じ時代を生きた作曲家。
モーツァルトの旋律も美しい。終演後歓声が上がった。ピレッシュの
演奏も瑞々しく聴き手を刺激するものだった。


ハイドンの太鼓連打は実演でも聴いたことがあった。後期の作品で、
出来も最高のものだったという。ハイドンのイメージ的なものがあったので、
モーツァルトとも違う、イギリス風のイメージがあって、そういう曲である
と思っていた。久しぶりに聴いてみると、ハイドンもなかなかよかった。
ハイドンにはなかなかベクトルが向かないのだけれど、時折、違うベクトルも
いいと思った演奏だった。



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