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鈴木雅明指揮 フランクフルト放送交響楽団 バッハ:ブランデン2、管組4、メンデ:5宗教改革

2023-09-30 11:03:38 | 音楽夜話(クラシック)
9月29日 hr2


 鈴木雅明指揮 フランクフルト放送交響楽団 バッハ:ブランデン2、管組4、メンデ:5宗教改革
 
クラシック音楽とオペラ
LIVE - バロック・プラス:鈴木雅明とフランクフルト放送交響楽団


「「強い要塞は私たちの神です。」バッハだけを考えるなら、
フェリックスメンデルスゾーンを期待していませんでした。
このルターのコラールは、彼の交響曲第5番でも目立つように
表現されており、宗教改革の賛美歌は事実上作品の鍵です。
そして、それは計画されたようにフランス人によってではなく、
バッハの作品のためのものに加えて、日本人によって開催されます。


ラウラ・ヴコブラトヴィッチ(トランペット)
タベア・デバス(リコーダー)
ホセ・ルイス・ガルシア・ベガラ(オーボエ)
フローリン・イリエスク(ヴァイオリン)
指揮:鈴木雅明


バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV 1047
バッハ:管弦楽組曲第4番 ニ長調 BWV 1069
メンデルスゾーン:交響曲第5番ニ長調作品107「宗教改革」
(HR放送ホールより放送)


鈴木雅明は、バッハ・コレギウム・ジャパンの創設者兼音楽監督であり、
1990年のバッハ創立以来、バッハの権威として世界的に地位を確立して
います。今日まで、彼は彼の大学をヨーロッパとアメリカの最も重要な
コンサートホールとフェスティバルに導きます。啓蒙時代のオーケストラや
フィルハーモニア・バロック管弦楽団など、歴史志向の演奏練習
アンサンブルとの仕事に加え、ブラームス、ブリテン、フォーレ、
マーラー、メンデルスゾーン、ストラヴィンスキーの幅広い
レパートリーを持つ現代楽器の客演オーケストラとしても指揮している。


鈴木のディスコグラフィーにはバッハが含まれますの偉大な合唱作品と
チェンバロのための全集は、ドイツレコード批評家賞、2010年のディア
パソンドールドゥラネ、2011年のBBCミュージックマガジン賞を
受賞しました。 2014年には、1995年にバッハ・コレギウム・ジャパンで
バッハの教会カンタータ全集の録音を完成させ、65枚のCDを収録。


注:
日本のバッハのスペシャリストである鈴木雅明は、病気のフランス人
指揮者ラファエル・ピションのために、ありがたいことにコンサートの
指揮を引き継ぎました。プログラムは変更されません。


放送: hr2-kultur, "Konzertsaal", 29.09.2023, 20:04.」放送解説より。






鈴木雅明氏というと、「パッション(熱情)」という言葉が思い浮かぶ。
今回は「フランクフルト放送交響楽団」という放送局オケなのだ
けれど、そのある意味なんでもこなしてしまうオケを手綱にバッハ・
メンデルスゾーンを展開する。鈴木氏のバッハに変えてしまう。
どこかのバロック・オーケストラの様な響きを演出してしまう。
それも代演で指揮台に上がっているのに、以前から練習を
繰り返しているような、インティメイトな響きを出してくる。
まろやかだったりする響き、どこからそのようなものをこの楽団に
持ってこられるのか鈴木氏の不思議。
ブランデンの2番も管組の4番もBCJの基本の取り組みと変わり
ないのではと思うほど、いい意味でバッハが染みついている。
個人的には好きな演奏だったりする。


後半のメンデルスゾーンの「宗教改革」。
多分彼の交響曲の中では一番聴いていると思う。
もしかすると4番の「イタリア」の方が
聴いている回数は多いけれど、「宗教改革」の終楽章に出てくる、
「ドレスデン・アーメン」が印象的だ。
鈴木氏の指揮で思うことは音楽が生命感を持って迫る瞬間があり、
パッションを感じる。


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