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アンドラーシュ・ケラー指揮 コンチェルト・ブダペスト演奏会

2021-03-10 22:25:20 | 音楽夜話(クラシック)
アンドラーシュ・ケラー指揮コンチェルト・ブダペスト演奏会
21:11-23:00 13.11-15.00 BartokRadio3月10日


メシアン:聖体秘跡の讃歌
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 op.129
(アンコール)イッサーリス:プロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」による即興曲


ブルックナー:交響曲第7番 変ホ長調
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
アンドラーシュ・ケラー指揮コンチェルト・ブダペスト
2019年1月13日 ブダペスト、リスト・フェレンツ音楽院コンサートホール


メシアンとブルックナーというと、故若杉弘氏がN響と90年代に取り組んだ
プログラムだった。行きたかったけど行けずじまいだった思い出がある。
ザールブリュッケン放送響との2番は個人的名盤になっているけれど、
メシアンとブルックナーはキリスト教徒でオルガニストという共通点がある。
今回のプログラムもそのような観点から組まれているのだろうか。


中のシューマンとの取り合わせはよくわからないけれど、ブルックナーメインで聴いた。
コンチェルト・ブタベストは、長い歴史を持つアンサンブルの一つで、
アンドラーシュ・ケラーはその音楽監督。
ケラー弦楽四重奏団を主宰している彼は、弦楽の扱いも巧みで、ブルックナーの
弦楽の美しさを引き出していた。その意味では聴きやすく、弦と管楽のバランスも良く、
引き込まれた。コンサート自体のボリュームもあったが、長くは感じずに終わった。




1997年2月24日にメシアン:[聖体秘跡の讃歌]は若杉氏がN響で日本初演している。
その日のブルックナーは4番「ロマンティック」。
このコンチェルトブタベストという団体は初めて聴いたものの、ハンガリーでは
古い歴史を持ち、昨年ベートーヴェンの演奏で来日している(コロナの影響がなければの話)。


今年はブルックナー生誕125周年とか。盛り上がりますな・・・。




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