MOBU'S MUSIC MAZE

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鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン イン・ワルシャワ 2019

2021-07-30 08:10:06 | 音楽夜話(クラシック)
7月30日
02:00-04:30 19.00-21.30 Polskie2


モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K.527~序曲


ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11


アンコール JSBach:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第8番 前奏曲とフーガ BWV 853 変ホ短調 より前奏曲。


メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 op.90「イタリア」


トマシュ・リッテル Tomasz Ritter(ピアノ)
鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン
2019年8月19日 ワルシャワ、ワルシャワ国立フィルハーモニー・ホール




モーツァルトはかっちりと作られていて、鈴木氏の方向性はこうなのかなと思った。


BCJのロマン派・・・。
トマシュ・リッテル Tomasz Ritter(ピアノ)は、チェンバロやフォルテピアノを
学んだピアニスト。今日の楽器も時代物。音の伸びも若干今のピアノに比べて短い感じがする。
でも、鈴木氏の指揮BCJの演奏には合致している感じ。


ショパンの音色はこんなだったかもしれないと思わされる。
BCJの合奏はすっきりとしていて、鈴木氏の考えがいきわたっている感じがする。
1楽章終了して拍手が起こった。ありかもなとも思う。
2楽章は夢見る感じがして、聴いていてショパンの世界に浸る。
終楽章丁寧に作られていて、聴きやすかった。聴衆の反応も良く拍手もおおかった。


アンコールは多分この曲ではないかと思う。彼自身の演奏。
https://www.youtube.com/watch?v=-Gy7VGVEbfs


暗転して、後半はメンデルスゾーンの「イタリア」。メリハリが効いていて、
ある意味突き抜けている。わかりやすいというか、これはこれで聞き入ってしまう。集中している
感じもつたわる。モーツァルト~ショパン(Bach)~メンデルスゾーンの流れもよかった。


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