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ギュンター・ヴァント 没後20年 2曲の完成された「未完成」

2022-03-15 07:01:44 | 音楽夜話(クラシック)
プログラム
フランツ・シューベルト
交響曲第1番 D 759 - 未完成 -
NDRエルプフィルハーモニー・オルチェスタールッツ
:ハンブルクのライシュハレントン


「展覧会の絵」 リハ風景


・ブルックナー交響曲第9番


・Nr.9で1991年4月22日のギュンター・ワンドレコーディング
・イン・DNDRマイナー・エルプフィルハーモニー・オルチェスタールツ
:ギュンター・ワンド・レコーディング

アーカイブ音源 NDR
https://www.ndr.de/kultur/sendungen/ndr_elbphilharmonieorchester/Guenter-Wand-dirigiert-Schubert-und-Bruckner,audio1077646.html




ギュンター・ヴァント指揮没後20年。
もうそんなになるかな。
ブルックナーを聴き始めたころ、盛んに
CD界をにぎわせていた。


どちらかというとかっちりした構成の演奏で、
ブルックナーに関しては人気があったような
記憶がある。リスナーの好みだから、
そうでないという人もいたことは確かだけれど。


私も当時沢山聴いたわけでもないけれど、
ブルックナー指揮では人気のある人だという
ことは知っていた。


今回、ネットラジオで、未完成同志のプログラムで
シューベルトとブルックナーが組まれていた。
9番のあとテ・デウムという緩い指定はあるものの、
ほかの曲を入れることはある。


今回がそのパターンだけれど、後日、93年にこの2曲を
ベルリンドイツ交響楽団とLIVE収録している。
しかしながら、放送のテイクはそれ以前のものの
合体放送だ。アルバムとは別テイク。


収録はこちらの方が1-2年早い。
正規録音は聴いたことはないけれど、多分それほど
違わないのではないかと思う。


重心低く鳴りもいい。端正に進んでいくところは
彼の真骨頂だろうとおもう。2曲とも彼の息がかかり、
表現されたものとしては、いい出来なのではないかと思う。


朝比奈さんは朝比奈爺とは言えないが、ヴァントはなぜか
尊敬と親しみを込めてヴァント爺と言えるところが不思議。
いい未完成2曲を聴いた。



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