ジャズギター特集
初回放送日: 2023年4月22日
今回の「ジャズ・トゥナイト」、前半の特集では、ギターの革命児、ウェス・モンゴメリー以降のジャズギタリストたちの演奏をまとめて聞いていく。
楽曲情報
4月26日(水)午後4:00 ほか 放送予定へ
ジャズギター特集
楽曲一覧
Airegin
Wes Montgomery
(4分24秒)
<Riverside VICJ-60297>
やっぱりウエスは当時から別格だったのかも。
音が違うし、音楽的にも成熟していた。
Exit
Pat Martino
(9分21秒)
<Muse PCCY-30013>
これは有名盤。ウエスの影響も
受けてる。
Meet in Berlin
Attila Zoller
(4分45秒)
<Atlantic WPCR-27083>
ハービー・マンプロデュース。そうは聞こえない
音楽だけど、なかなかやる。
フリーの様な印象もある。ゾラ―だからかな。
ジム・ホールに習ってたとは。プロがプロに習う。
Back-Woods Song
Gateway 、 John Abercrombie
(7分50秒)
<ECM UCCE-3022>
アバークロンビーの音楽という感じがする。
そういうトーン色彩、ありだなと思う。
アバークロンビーだとわかる。すごく
大切なこと。ジム・ホールの影響あり。
Scatterbrain
Jeff Beck
(5分40秒)
<EPIC ESCA-7863>
「スカットル・バットル」かと思ったら違った。
込み入ったJAZZだった。ブロウ・バイ・ブローと言ったら、
「悲しみの恋人たち」がこのアルバムでは売りだったけど、
この曲はフュージョン・JAZZっポイ。ソリッドの
エレキ・ギターだね。ジャケットもかっこいい。
Phenomenon:Compulsion
John McLaughlin
(3分23秒)
<Columbia SRCS-9175>
マクラフリン。なんでもこなすある意味職人の様な
ギタリスト。指も回るし、ある意味言う事ない。
ただ黙って耳を傾ければいいというような感じ。
Night Lover
James Blood Ulmer
(5分21秒)
<Columbia SRCS-7184>
R&B FUNK。ブラッドウルマー自体あまり聴いたことがないな。
確かにオーソドックスなJAZZギターという括りではないかもしれない。
そういう音楽だ。キレキレの音楽のよう。
Pig Freedom
Last Exit 、 Sonny Sharrock
(4分1秒)
<Jimco JICK-89178>
はjめて聴きました。
No Way Jose
John Scofield & Pat Metheny
(7分15秒)
<Blue Note TOCJ-5883>
このアルバムは持ってたけど、あまり聴かなかったな。
ちょっと感覚的にちがうかなというアルバムもある。
そんな1枚。
While My Guitar Gently Weeps
Marc Ribot
(1分57秒)
<Antilles 5100912>
初めて聴きます。このようなアプローチも受け入れられる
ビートルズはすごい。ヘタウマなのか、センスがいいのか
よくわからない1枚
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
Everything Helps
Julian Lage
(4分11秒)
<Blue Note UCCQ-1182>
ジュリアン・ラージ流行りだよね。個人的にはアコギ
の演奏から入ったけれど、エレキが主みたいだね。
聴きやすい1曲だった。
This World
Julian Lage
(4分16秒)
<Blue Note UCCQ-1182>
これはアコギも入っている。和音の使い方が巧み。
すばらしい。
Flow
Ralph Towner
(5分)
<ECM UCCE-1198>
タウナーのナイロンは独特で美しい。JAZZのカヴァー曲も
そうだけれど、このような曲も細部に手が入っていて、
作った人のぬくもりが感じられたりする。いい作品。
At First Light
Ralph Towner
(4分40秒)
<ECM UCCE-1198>
オリジナル曲だけど、底には先人のエッセンスが詰まっている。
綾(Aya)
坂本龍一 、 土取利行(つちとりとしゆきper)
(7分33秒)
<ALM KICS 1137>
坂本龍一(マルチリンガル)スタイルを持っている。
差別のない音楽観を持つ。ここではフリーのような
音楽を提供。
improvisation inspired by Ornette Coleman
坂本龍一 + 大友良英
(11分25秒)
<Sound&Recording >
DUOの即興演奏。ロンリーウーマンの様な旋律もありながら、丁々発止、相手の音を聴いて反応する
緊張感がよくわかる。芸大の作曲科は同時演奏もできる優れ者であった。
クラシックの現代音楽の様な和音かなとも思いながら、フリーの様な、なにかハマるものがない
音楽だったりする。それもJAZZなのかもしれな。ノイズも曲にしてしまう度量。音楽とは
面白く奥の深いものだということも良くわかる。即興演奏。ある意味なんでもあり。
日本のフリーってこういうもの聴かれることあるよなと思う。