もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

お正月の読書

2006-01-09 15:46:30 | BOOK
目のせいで予定が進まなかった読書。

「博士の愛した数式」
小川洋子はずっと以前に「アンジェリーナ」を読んで
どうも好きじゃあなかったので敬遠していた。
なので、映画化と文庫化ということで読んでみたら
すごくおもしろかった!
数学は苦手だし、
素数の美しさなんてちんぷんかんぷんですが、
美しい物語なのは確か。
映画も楽しみ。

「夜のピクニック」
図書館の順番待ちは浮世からずれます。
これもすごく面白かった~。
本当に夜間の遠足の話で青春してるのかと思っていたら、
そんなわけない恩田陸。
高校生にもいろんな事情があって、
一夜の歩行の間に話が展開してゆくさまが読ませる。
そして、学校行事に対する気持ちや
出てくる生徒達が
自分の高校時代を思い出させてくれる。
大人でも子供でもなく”高校生”という生き物だった季節。

私だとマラソン大会かなぁ。
単位のために嫌々走っていたけれど、
完走できるとそれなりに達成感があったのは。

後は横溝正史「幽霊男」と(実は大好き)
雑誌をパラパラ読んでました。
手付かずが3冊ほどあるので、しばらく読む本にはこと欠かないかな。
コメント (6)
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