もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

どれくらいぶりにか、花を飾る

2020-11-05 23:55:37 | Weblog
黒みがかった赤色のダリア。
大きい花がひとつかと思ったら
枝を分けていなくて
豪勢に咲いた花3つと蕾が複数ついていた。
初めて行ったお花屋さんなのですが
太っ腹だわ。

大きい花瓶を持っていないので
おそるおそる水切りをして
花瓶ときれいなガラスの空きビンに分けて
万が一ひっくりかえっても
ひゃー!の度合いが少ない場所を探し飾りました。
あ、
大きい花瓶あっても置くところが無くて
床置きダリアになってしまうだけか。
棚は本棚とCDの棚しか無いと言っても過言ではない
おしゃれに欠ける部屋である。

電球色の蛍光灯の下でダリア
少し居心地が悪そうだ。
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「スパイの妻」

2020-11-05 00:12:36 | 映画
2020.11.2

そうだね、スパイの”妻”の話だった。

貿易会社を経営する優作と妻の聡子の生活は
戦争が近づいてる時代にしては優雅で自由だ。
優作が妻を主人公に映画を撮影して会社関係者に披露するなど
文化的レベルも高い。

貿易を仕事にしている優作は外国とのつながりも多く
憲兵に目をつけられているが
それは夫婦のかつての知り合いでもある。
優作が甥を連れて満洲へ物資調達に旅立ったことから
信じていたはずの夫に不信を抱き
優作を想うことだけで暮らしていた聡子の人生が狂ってゆく。
そこには
聡子に恋をしていた昔(14歳のあなた、と聡子がいう場面がある)を
忘れていない憲兵が吹き込んだ毒も作用する。
優作への愛情が尋常ではない聡子
彼を守るために、と聡子がした行動は狂気である。
彼女は本気で”スパイの妻”になれると思ったのだろうか?
優作は彼女を愚かだとは微塵も思っていなかっただろうか?
二人の愛情はどのように紡がれ、すれ違い
最後の最後にはどうなったのだろう。

~本当は狂っていません。でも今の時代には私は狂っているのでしょう~
このセリフから読み取れる様々な意味。


高橋一生のスーツ姿がカッコイイのなんのって
沢山着替えてくれるので
ストーリーの重さと別に『かっこいい!』って何度も思った。
さらに妻も衣装持ちで
可愛らしいもシックも沢山ステキな洋服が眼福。
元がTVドラマなので恐ろしい場面は想像で補うのかと甘い考えでいたら
黒沢清だしね
そんなわけなかった。
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