ああっ、もう、好き好き、こういうのっ!
と、映画の内容とはうらはらに、興奮気味に、
しかし、しんとした幸福感に包まれた帰り道。
フィンランドのかもめは、優しい目をしていた。
かもめなんて、結構こずるい目をしているもんだと思っていたのに。
トラムの走る街中に食堂を構えたサチエ。
異国の地で、
いつ来るともしれない最初の客を待っているのに、
ちっともあせらずにグラスを磨く日々。
そして、記念すべき最初の客はオタクの青年。
ガッチャマンの歌詞を聞かれて、
思い出せずに気になって仕方ないところに出会ったミドリは、
すらすらと歌詞をノートに書いてくれる。
それも縦書き。(個人的にツボ)
私はフルコーラスで歌えますけど~。
というか、心の中で歌っていたよ。
気がつくと、ミドリはサチエの部屋に居候をして、
食堂を手伝い始めている。
毎日不機嫌そうに店を覗いてゆく女が一人。
彼女はサチエが笑いかけても反応もせずに立ち去ってゆく。
ある日、その横に日本人が立っていた。
飛行機会社に荷物を紛失されたマサコだった。
このマサコの登場から、さらに話は面白くなっていく。
マリメッコの洋服が妙によく似合ったり、
飲み比べのときの無言のうなずきの男前かげん、
酔った女を抱きかかえる時の要領のよさ、
森でのきのこ狩り、
彼女だけがリアルと非リアルを行き来する。
丁寧に作られるけれど、ありふれた食べ物の輝きは、
サチエが食べ物を愛して、信じていることの証だと思った。
焼鮭やとんかつや肉じゃが、
そしておにぎりが、
おいしそうに光って見えたもの。
最初から気になっていた港の猫おやじが、
あんな風に絡むとは、
猫好きとしては、むふふと笑ったね。
三人は身の上話をしあうわけでもなく、
でも互いを信頼していることが伝わってくる。
おいしいコーヒーの淹れかたを教えてくれた男の人生も、
夫がいなくなって荒んでしまった女も、
「どうして?」が解らなくてもいいこと、はあるのだ。
くすっと笑える場面が多く、
市場やプールなどの街の様子もステキで、
さらにサチエの洋服とエプロンがキュートで、
お店のしつらえも台所用品もかわいくて、
観ている間、楽しかった~。
「かもめ食堂」
本当にあったらぜひ行きたい。
もちろん、場所はフィンランドで。
と、映画の内容とはうらはらに、興奮気味に、
しかし、しんとした幸福感に包まれた帰り道。
フィンランドのかもめは、優しい目をしていた。
かもめなんて、結構こずるい目をしているもんだと思っていたのに。
トラムの走る街中に食堂を構えたサチエ。
異国の地で、
いつ来るともしれない最初の客を待っているのに、
ちっともあせらずにグラスを磨く日々。
そして、記念すべき最初の客はオタクの青年。
ガッチャマンの歌詞を聞かれて、
思い出せずに気になって仕方ないところに出会ったミドリは、
すらすらと歌詞をノートに書いてくれる。
それも縦書き。(個人的にツボ)
私はフルコーラスで歌えますけど~。
というか、心の中で歌っていたよ。
気がつくと、ミドリはサチエの部屋に居候をして、
食堂を手伝い始めている。
毎日不機嫌そうに店を覗いてゆく女が一人。
彼女はサチエが笑いかけても反応もせずに立ち去ってゆく。
ある日、その横に日本人が立っていた。
飛行機会社に荷物を紛失されたマサコだった。
このマサコの登場から、さらに話は面白くなっていく。
マリメッコの洋服が妙によく似合ったり、
飲み比べのときの無言のうなずきの男前かげん、
酔った女を抱きかかえる時の要領のよさ、
森でのきのこ狩り、
彼女だけがリアルと非リアルを行き来する。
丁寧に作られるけれど、ありふれた食べ物の輝きは、
サチエが食べ物を愛して、信じていることの証だと思った。
焼鮭やとんかつや肉じゃが、
そしておにぎりが、
おいしそうに光って見えたもの。
最初から気になっていた港の猫おやじが、
あんな風に絡むとは、
猫好きとしては、むふふと笑ったね。
三人は身の上話をしあうわけでもなく、
でも互いを信頼していることが伝わってくる。
おいしいコーヒーの淹れかたを教えてくれた男の人生も、
夫がいなくなって荒んでしまった女も、
「どうして?」が解らなくてもいいこと、はあるのだ。
くすっと笑える場面が多く、
市場やプールなどの街の様子もステキで、
さらにサチエの洋服とエプロンがキュートで、
お店のしつらえも台所用品もかわいくて、
観ている間、楽しかった~。
「かもめ食堂」
本当にあったらぜひ行きたい。
もちろん、場所はフィンランドで。
日本のカモメはウルサイイメージです・・・
ある程度の年齢になると、あんまり身の上話しなく
なりますねえ、そういえば。
若い頃は、いちいち身の上話をするほどの過去もなかったし・・・。
(学年で年もすぐわかっちゃうし。。。
最後のみんなで「いらっしゃいませ」を言い合う場面とかすごく好き。
というか、この映画の空気感もプログラムさえも好きですね。
TB&コメントありがとうございました^^こちらもTBさせて頂きます^^
この作品全く知らなくて、あわててHP観ました!
まずキャスティングからして、強烈に観たいって思います。なんだか「やっぱり猫が好き」を思わせるようなメンバーで・・・
フィンランド系の作品はロッタちゃんシリーズやなぜか子供の映画を観る事が多くて、そのカラフルな色合いが大好きなんです
こっちで上映されるのはもう少し先らしいけど、絶対観ま~す♪
「間宮兄弟」こっちはまだなんですよ~。
手作りおにぎりは気持ち悪いので、コンビニの機械で握っているほうがいい。
という昨今の若者のソウルフードって、何なんでしょうね?
・RIN様
あの猫がちょいでぶ、ちょいぶす、でかわいかった~。
犬だともっと活躍しそうですが、それだと作品のリズムに合わない気が。
身の上話、私は結構聞くタイプです。それもディープなのを。
日本にあると”ごはんカフェ”になってしまいそうで、それはちと違うなと。
カフェ好きですが、カフェめしと「かもめ食堂」のご飯は絶対違う!と強く思ったのでフィンランド希望。
三人のエプロンが壁にかかっているのすら、絵になってましたよね。
・豆猫様
オススメですよ~。
なにもオオゴトはおきませんが、食べて、寝て、起きたら明日がやってくる。という当たり前を、思い出させてくれます。
あとは、幸せ気分と空腹感を味わえます。
似たテイストでは、ドラマの「すいか」もオススメ。
でも、レンタルにはないかも・・・。
いいですね~
ストリートいい、テイストと言い、ずべて気にいりました!!
無性におにぎり食べたくなりましたよ~
素敵な作品、教えてくれてありがとう
そして、三人の距離感も、フィンランドの景色も、
ただのほのぼのじゃないステキさですよね。
お客さん、入ってましたか?
なんとなく気になる。
経営しているかどうかわからないけど、お店はまだ残してあるということを、なんかの雑誌で、読みましたけどね。
看板メニューはシナモンロールとコーヒーでしょうか。
ロハスという言葉に胡散臭さを感じるワタシ。
kimion20002000さんのところに、しっかり考えてコメントしようとして、停滞しております。
またうかがいますので。