上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット

なんと二年ぶりのLIVE。
失業しても腹を切っても骨折してもLIVEに行かないという選択をしてこなかったので
ポカンとしてた月日。
LIVEに行く心構えや何分前行動かを忘れていてびっくりだよ。

ホール前に着いたら何やら妙な混み方であせったら
「QRコード読み込んで保健所ように個人情報登録してから入場して下さい」
ということで皆さんバタバタしていて
もれなく私もバタバタしてみたが時間がかかりそうなので
「スマホではない方上手くいかない方は手書き用紙があります」に向かう。
手指消毒と検温をするのはすでにルーティンですが、スタッフが大変そう。

いやぁ、上原ひろみがピアノを弾いている時の楽しそうな様子、最高。
身体ごとピアノとじゃれている
もしくはピアノをパートナーにダンスしているよう。
中腰で片足浮いちゃいながら弾いてるのを見て
「いかなる体幹」と思ったよね。

弦を従えてしっとり聴く曲もあり
不穏な旋律のある組曲など
そりゃJAZZカルテットとは違うよね、とか思ったら
うっひゃ～、たのし～、と笑ってしまう上原ひろみの音楽が炸裂。
特にチェロ奏者の方とのセッション感素晴らしい。
「題名のない音楽会」で
弦を指ではじくのがとても大変、という話を聞いていたので
ちょっと気になりながら見てしまったが
かけあいがとてもカッコいいので観客としては無問題(笑)
そしてチェロが小さいのかチェリストが大きいのかサイズ感が謎なのも気になった。
小脇に抱えて帰るサイズだっけか？
手拍子は難しいねJAZZはね。
拍手はめいっぱいしましたが。

ひろみさんも言っていたけれど
「配信の素晴らしさもあるが直接こうやって演奏できる（聴ける）素晴らしさ」しみじみ感じた。
　二年ぶりのLIVE、ホロリともせず浮かれすぎもせず
ただただ楽しかったです。