もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「1リットルの涙」

2006-03-17 20:56:34 | 映画
上映会みたいのはあったようですが、
ちゃんと劇場にかかったのは、札幌初。

ドラマを観ていたのでストーリーは解っていたけれど、
涙がでた。
発病から二十歳までを描いていて、
ドラマほど劇的なシーンはないのに、
心に響くのだ。

うまく歩けなくなって、
体育の授業で見学を言い渡された時に
クラスメートが言う『いいなぁ』『ずるいなぁ』という言葉に
『代わってあげるよ』と辛そうにいうシーン。
(言った本人達は走り去っていない)

そうそう、そういうこと言われたよ。
私も体育は参加できないモノがあって
でもパッと見はどこが悪いか解らないので
『ずる休み』とか言われた~。
高校は単位取るのにスキー授業見学して、レポート書いたなぁ。
スキー場寒かった~。

病が進んで何回目かの入院した時の
『先生、私、結婚できますか?』
という問いにはっきりと答えた医師もつらかっただろう。
あそこが一番ぐっときたよぉ。

身近に身体の不自由な友人がいたり、
自分が入院していた時に
並びの小児病棟で子供が死んでいったり、
大学病院だったので、授業の教材になったり
(今はないだろうな、あんなこと)
手のない人足のない人と日々遊んでいたりしたので、
病気モノは近すぎて実はあまり好きじゃないんだけど、
見てしまった。
ここんとこの自分がダメだったので
亜也さんに呼ばれたのかな。
生きていくことに意味がないと思っても、
本当は生きてるだけで意味があるのだ。
胸をはって生きるべし。

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2 コメント

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映画もあるの? (豆猫)
2006-03-17 21:37:05
「1リットルの涙」ドラマを観て毎回泣いてたけど、映画バージョンがあるのは始めて知りました

もじもじ猫さんがまさか、身近に同じような経験があったことも驚きです。

つい欲を出していろんな事を望んでしまうけど、「生きている」ことそのものに大きな意味があるんですね



私も最近、そんな風に感じるようになって来ました。
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映画が先ですよ (もじもじ猫)
2006-03-19 00:15:06
有名俳優さんはあまり出ていないし、文部省推薦みたいな地味な作りですが、誠実に製作されていました。

DVDにもなってましたよ。

私は、怪我をした時は命にかかわるぐらいだったらしいですが、今は元気で、ほんと多少の不自由はありますが、ハンデ戦を戦っている意識はないです。

でも、ハンデのある人の気持ちは解りますね、やっぱり。

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