忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

手塚治虫先生

2005-12-11 13:59:27 | BOOK
手塚治虫先生、尊敬する人物の一人です。
亡くなってもう15年以上にもなりますが、
その作品は色あせるどころか
逆に精彩をはなっているような気がします。

父が手塚ファンだったせいもあって
わりと小さいころから読んでたと思います。
アニメかマンガか忘れましたが、
昆虫がでてきていたので
たぶん「ミクロイドS」が私の中のいちばん古い記憶です。

「メルモちゃん」は「小学○年生」の雑誌に
カラーで載っていて
お母さんが交通事故に遭うシーンがけっこう衝撃的で
今でも覚えています。

手塚作品の魅力は何と言っても
そのマンガにこめられた「メッセージ」なのです。
ストーリー自体もおもしろいのですが、
行間をあれこれと読み取ることが好きな私には
たまらなく、手塚作品は魅力的なのです。
今の私の思想(大げさ?)に多大な影響を与えていると思います。

大学に入るまでほとんど小説の類を読まなかった私(←国文科のくせに)は
ほとんどマンガを糧にしていたような気がします。
(さすがに周りに小説類をしっかり読んでる人たちが
多かったので、大学に入ってからはむさぼるように
読みましたが。)

なかでも私の好きな作品は「ブッダ」です。
愛とは?生とは?苦とは?
いろいろなことを考えさせてくれる作品です。
ちなみに手塚先生はこういう「善」ものよりも
悪人が活躍(?)する「悪」もののほうがお好みだったようです。

それにしても手塚先生は
本当に博学だなぁって思います。
医学に考古学に・・・
あれ、昆虫関係は何学になるんだ!?

「火の鳥」にしても
生半可な知識では描けないと思います。
「三つ目がとおる」も神秘的な感じでおもしろいです。

もっともっと長生きして
たくさんの作品を描いてほしかったです。
きっと天国でもたくさん作品を描かれているのでしょうね。

映画「ブラックジャック」の公開が近くなったので
ちょっと手塚先生について描いてみました。

みなさんはお気に入りの手塚作品、何かありますか?
コメント
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