
水を使えるっていいですねー。
本当に昨日は困りました。
さて断水のため、映画を見にお出かけすることにしました。
で、何を見るか悩んだのですが、
消去法(こら!)で
「リメンバー・ミー」にしました。
本当は「ラプラスの魔女」、見たかったのですが公開前でした。残念。
この「リメンバー・ミー」がですね、
予想外によくて、感動して号泣。
基本的に泣くのはイヤ(というか泣いてる姿を見られるのがイヤ)なので
「火垂るの墓」とか絶対に見ないのですが
こんなに泣ける映画とは思わなかったのです。
泣く映画だとわかっていたら見にいかなかったかも。
主人公のミゲルくん、音楽が好きで好きでしかたない少年。
けれども家族は音楽をやることに大反対。
ひいひいおじいちゃんが家族を捨てて音楽の道に進んだから。
ひいひいおじいちゃんが家をでていって以来音楽は一切禁止の家系です。
ミゲルくんの住んでいる国は
一年に一度「死者の日」に、死者の国から橋を渡って死者の魂がやってきます。
日本でいうお盆にあたるのかな。
死者の魂が橋を渡ることができるのは
祭壇に写真が飾られてある人だけ。
そしてとあることからミゲルくんは死者の国に迷い込んでしまいます。
死者の国はとてもカラフルで明るい。
けれども自分のことを覚えてくれる人がいなくなると
魂はどこかへ消え去って無になってしまう・・・。
クライマックスの「リメンバー・ミー」の歌は
涙なしでは見られないほど、胸にしみます。
声あげて泣きそうになるほど。(←いや、さすがに声まであげませんが)
まさに映画の醍醐味。
アメリカ映画って絶対に最後はハッピーエンドになるってことはわかってはいるのですが
けっこう翻弄されるのでドキドキです。
目には見えない真実、
愛と絆の物語でした。
あんなに泣いたのひさびさかも。
ひいおばあちゃんのココが「パパ・・・」って呼ぶのが
すごく印象的な映画です。
でもミゲルくんがどうも有吉くんに見えてしかたない・・・。
同時上映は「アナ雪」の短編なのですが
これも意外と泣けるんです。
オラフが愛しくて愛しくて。
もうかわいくてしかたない。
こちらも愛と絆の物語でした。
「リメンバー・ミー」、泣いちゃった(何度も言いますが泣くのはイヤ)けど
見にいってよかった映画でした。
ふと思ったのですが、
remember meって何かメッセージなのかな。
私の好きな花、忘れな草なのですが
forget-me-notですよね。
「私を忘れないで」ですもん。
この年齢になるといろんなもの、忘れて忘れて。(笑)
忘れるのってラクなんですよ。
一度忘れるラクさを覚えるとダメですね。
頭もラクなほう、ラクなほういっちゃう。
忘却は神の与えし処世術。
イヤなこととか都合の悪いこととかすぐに忘れちゃう。
でも何か大切なこと、忘れてるのかもしれないのですね、私。
・・・今日、仕事だということ忘れたい・・・。