ユスラウメ バラ科サクラ属 落葉低木
別名:梅桃、山桜、ゆすら、コリアンチェリー、チャイニーズブッシュチェリー
園芸店では「ユスラウメ」を求めたら、「ニワウメ」を販売されました。
同属ですが、花色、実の付き方、薬効も違いました。
2007.4.17庭
2007.6.16庭
花期4月
果実6~8月
≪名前の由来≫ 幹を揺すると、簡単に実が落ちることからという説が一般的。朝鮮語の「移徒楽(いさら)」がなまって、「ゆすら」になったともいわれている。
☆.:*:・''・:*:.☆.:*:・''・:*:.☆.:*:・''・:*:.☆.:*:・''・
枝いっぱいについた宝石のように赤い実。「さくらんぼ」のようには大きくはないが、形も味も「さくらんぼ」に似ている。
目をつぶって、「この実はなーに?」といって試食したら、「さくらんぼ?」の答えが返ると思うくらい、似ている。完熟した実はもちろんだが、ちょっと手前でも渋みがないので、食べられる。この渋みがないというのは、結構この実の長所だと思う。グミのように本当に完熟しても渋みが残るものは、ちょっと敬遠してしまう。
私は大好きなのだが、家人はあまり食べない。どうしてこんな美味しい実を食べないのかと不思議に思う。飽食に馴れ、口が贅沢になりすぎているからだと思う。
手入れをしなくても、沢山実をつけるので、ジャムにして冷凍保存をしたりする。
果物として店頭で売られることはないので、ある意味、贅沢な食べ物ともいえる。ヒヨドリと競争で食べることになる。