花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

シモツケソウ・京鹿の子

2007年06月26日 | 草花・植物

 

シモツケソウ バラ科シモツケソウ属 多年草  

別名 :草シモツケ
同種  :エゾノシモツケソウ、コシジシモツケソウ、オニシモツケ、チシオシモツケソウ、シコクシモツケ

花期 :7月~8月。花木の「シモツケ」と同じ時期に咲いている。

≪名前の由来≫ 花が花木の「シモツケ」に似ているという説と、「シモツケ」(今の栃木)に多く自生するという説がある。

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園芸種の「京鹿の子」は「コシジシモツケソウ」と「シモツケソウ」との雑交配種。「側小葉が付かないが、花は同じだと思う。「京鹿の子」の名前は、京都の絞り模様からきている。鹿の斑点のような模様を ぎっしり並べたピンク色の絞り模様が、花に似ている。
花の終期にこぼれるピンクの粉は、染め物にしたらさぞかしきれいだろうと思う。


京鹿の子2007.6.21撮影庭

web検索の「京鹿の子絞り」

花木の「シモツケ」
http://blog.goo.ne.jp/momono11/e/5c61c0cd46270a709e960e0340aa8afd
                  


シモツケ

2007年06月26日 | 草花・植物

シモツケ(下野) バラ科 落葉低木  

花期 :5月~8月
花色 :白からう薄い紫まであるようだが、普通にみるのは紫がかったピンク

≪名前の由来≫ 地名がつくものは、その地に固有か、そこで発見されたか、そこに多く自生するか、のいずれかとおもうが、これは、下野(今の栃木県)で発見された説と、下野に多く自生するという説とある。

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花びらより長いおしべを持つ、5ミリくらいの小さな花が、密集。そぼろで作った綿飴のように見える。

わが家のはごく小鉢で購入したものを地植えにしたら、自然に円くこんもりとした形ができた。

2007.6.21撮影庭

「シモツケソウ」は、バラ科の花。花がシモツケに似ている。やはり下野に多く自生。
http://blog.goo.ne.jp/momono11/e/5400397cb13a5863373e7c585dd6c30c


こんな話もあるようです
中国名「繍線(しゅくせん)菊」。中国の繍線という娘は、戦国時代、敵に捕らわれ牢獄につながれた父を救い出そうとした。が、生きてあうことがかなわず、墓前に咲くこの木を持ち帰り、花を咲かせた。孝心厚いこの娘の名に因んだもの。