13日の報道ステーション「原発私はこう思う」シリーズ
元GE技術者で、日本に安全性の情報提供も行っていたという、佐藤暁(さとし)さんが出演されました。
原子力の技術と安全を専門にするIACの上級原子力コンサルタントとして米国で働いている方です。
原発にとって「電源喪失は恐ろしい」。米国は3.4ルートは当たり前。7ルートのところもある。
日本が2ルートしか作らなかった理由として、「原発は安全」と言い過ぎてしまったので、今更多ルート化が出来なかったのでは。
アメリカは100万年に一度の災害に備えている。1000年に一度というのは時間はとても短い。
原発はリスクが大きい。
いったん事故が起これば、賠償金で償いきれるものではない。
日本にとっても人類にとっても、認められるテクノロジーではない。
「エネルギーが不足だから、原発を」というのは認められない。
原発にに従事していた方だからこそ、原発の持つ危険性が、人類が抱え込める規模を超えていると感じているのだと思います。 原発廃炉に向けて