震災と原発事故で大きな被害を受けた「南相馬市」
「南相馬市立大甕(おおみか)小学校」では、失業式にホラ貝を吹く伝統があるそうです。
「ほら貝」が足りなく、練習に困っているという記事を読んだ方お二人が、学校に贈ったという記事が新聞に出ていました。
ほら貝というと、山法師が、修行の時に吹くシーンしか連想していなかった私ですが、震災後南相馬市の神社で奉納された行事をテレビで見ました。
この時の奏法が、ほら貝の口を下に向ける「人がなくなった時」に使う奏法でした。
その時聴いた、低い悲しい音がずーっと耳に残っています。
今まであまり興味も持たなかった「ほら貝」に、伝統の中に息づく神聖な行事であることを感じました。
「相馬野馬追」もまだ見たことがないので、機会があれば、ぜひ行ってみたいと思います。