森の英雄たち〈フォレストヒーローズ〉
宮城県気仙沼市の畠山重篤はたけやましげあつ)さんが受賞した賞です。
国連森林フォーラムが創設した賞の第1号が、畠山さん。
「森は海の恋人」の合言葉で植林活動を続けてきたことで、よく知られた方です。
森からの養分が川に流れてきて、海にそそぎ、プランクトンを育てる。
つまり豊かな海は、豊かな森がなければ育たない。
昨年は「アズサの木」を植えたそうです。
梓はしなりがあって、船の「櫓」の材料になるとか。
震災で壊滅的な被害を受けたのは海も同じですが、海の回復力は、想像以上に早いそうです。
海には流れがあるからでしょうか?
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「アズサ」も「アズアシユミ」も正式名前ではないようです。
ミズメ(カバノキ科)
建築材、家具など幅広く使われる用木です・
「アズサ(梓)」や「「アズサユミ(梓弓)ヨグソミネバリ(夜糞峰楱)」の名前で、呼ばれています。
切ると、サロメチールの匂いがします。ヨグソの名前もここからきているのでしょうが、「サロメチール」なら、それほど嫌な匂いではないと思います。
ミズメの名前の由来は、切った枝からたくさんの樹液が水のように、したたり落ちることから。
アズサやアズサユミの由来も考えてみました。考えられるのは、弓の原材料として「アズサ」が使われてので、弓をただ弓と言わず「梓弓」とい言うようになったというものです。
しかし、弓の原材料は竹やはぜ(ハゼ)。
他に考えられるのは、アズサがよくしなるので、「弓」のようだということで「アズサユミ」というい方が出来たということです。
その後「引く」にかかる枕詞として「梓弓」が用いられるようになったとは、考えられないでしょうか。
梓弓などというゆかしい名前を持っているのに、夜糞などという名前も持つという不思議な樹木です。
梓弓 ま弓つき弓 年を経て
わがせしがごと うるはしみせよ
梓弓 引けど引かねど 昔より
心は君に よりにしものを 「伊勢物語」