9.6日「管前総理、原発を語る」がありました。
管前総理は、「15日、東電から、撤退したいとの連絡が入った。世界に対して放射能をまき散らすことは出来ないと拒否した」と話しました。
官邸側は「言った」、東電側は「言わない」と、真偽が分からない話であったが、聞こえてきました。真相が。
そして7日、枝野前官房長官の話が聞こえるに至っては、やはりこれが真相だと思います。
3.15日未明東電社長と電話で話した際、作業員を同原発から全面撤退させたい、との意向を伝えられたと明言しました。
社長はまず、海江田さんに撤退を申し出ましたが拒否され、枝野さんに電話しました。
官邸側は東電の吉田昌郎所長や経済産業省原子力安全・保安院など関係機関に見解を求めたところ、吉田所長は「まだ頑張れる」と述べるなど、いずれも撤退は不要との見方を示しました。
話を聞いた菅前総理は「撤退などあり得ない」と東電幹部らに迫ったそうです。
東電の真意はどうだったのでしょうか。
①自分たちの手には負えないから、もうどうなってもしょうがない。社員が大事だから、引き揚げさせる?
または
②自分達の手には負えないから、アメリカかフランスか自衛隊か消防に任せたい?
いずれにしても「自分たちの手には負えない」という判断だったことは、間違いありません。
東電は、事故が起きたら、コントロールできないようなシステムを、運用していたことになります。
もし、1基でもコントロールを失ったら、次々と連鎖して爆発。チェルノブイリとは比べ物にならない量の放射能を、日本国内だけではなく、世界中にまき散らすことになるのです。そんなことになったら、日本の行く末は……。
国がが存亡の危機に立たされる状況の時、自分達の仕事を放り出し、逃げ出すような企業に、原子力のような危険なものを、まかせておいいてよいのでしょうか。
前総理も言ってました。
首都圏3000万人を、どこへどうやって、避難させるのか。
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